愛しき人-13
「ま、ま、良いから、見るだけだから。ハイ、佐々木さんも立って下さい」
香織に構わず、田島と佐々木が香織の両側に立ち上がった。
「じゃぁ奥さん、よく見て下さい…」
田島がそう言うと、パンツを履いていない二人は浴衣の前をはだけると、肉棒を香織に晒した。
「きゃっ…」
香織は思わず両手で顔を隠した。
「奥さん、ちゃんと見て下さいよ。私たちも恥ずかしいんですから」
田島がニヤケながら言った。
「やだ…お願い…しまって下さい」
香織は顔を隠したまま言った。
「ワッハッハッハ、そりゃあダメだ。二人とも下を向いたまんまじゃ、奥さんだって選べんじゃろ⁉」
川島が大笑いしながら言った。
「こりゃ会長の仰る通りだ…しょうがないねえ、奥さん、ちょっと待ってな」
佐々木がそう言うと、二人は肉棒を扱き始めた。
シコシコ…シコシコ…
顔を隠した香織の耳元でイヤらしい音が聞こえる。
「やっ、何なさってるんですか。お願いします、やめて下さい…」
懇願する香織に田島が答えた。
「奥さん、私らもこの歳でこんな事するとは思いませんでしたよ。もう少し待って下さいね」