第四話:鬼に狙われた母-3
「だ、誰が・・・もう、家に帰して」
母がそう鬼塚先輩に告げた時、廊下が騒がしくなりました。ドタドタ足音が聞こえ、
「あのガキ、どこ行きやがった!?」
「ふざけやがってぇ・・・やっと盛ったババァのオマンコと出来ると思ったのによぉ」
荒々しい声が聞こえ、竹先輩の静かにしろという声が聞こえました。鬼塚先輩も眉間に皺を寄せ、不機嫌そうな表情を浮かべました。足音が遠のくと、再び旧理科室の後ろのドアが開かれ、竹先輩が入ってきました。
「竹、騒々しいがあいつら何だ?」
「ハァ、何でも母親の一人が逃げ出したらしいんですが、どうやらそこに居るそいつが、その母親とやって童貞卒業したらしくて・・・ですが、中出ししたとかで女のマンコ洗わせに行かせたら、そのまま女を逃がしたようで・・・取り合えず、逃がした奴はここには居ないから、他を当たれとは言っときましたが・・・」
「ほう・・・」
「康ちゃん・・・あなた!?」
竹先輩の説明を聞いた鬼塚先輩が、ジロリと私を睨み、母も、私がこの先輩達のように、輪姦ショーに参加していたのかと、非難するような視線を向けました。私は三人の視線に耐えきれず俯くと、
「ゴ、ゴメンなさい・・・脅されて」
「アァァァァ・・・康ちゃん、何て事を・・・」
私が脅されながらも輪姦ショーに参加した事を認めると、母は絶望的な溜息を付き、鬼塚先輩は口元をニヤリとさせました。母を見た鬼塚先輩は、
「クククク、俺の事を散々悪魔だ鬼だと罵ってくれたが、何の事はねぇ、テメェのバカ息子も同じじゃねぇのか?」
「ウッ・・・こ、康ちゃんは、あなた達に脅されて仕方なく・・・」
母は、鬼塚先輩に図星を指摘され戸惑いながらも、必死に私を庇おうとしてくれましたが、鬼塚先輩はそんな母を鼻で笑い、
「フン・・・だが、こいつが他所の母親を犯した事は間違いねぇよなぁ?こいつをあいつらに渡したらどうなるだろうだろうなぁ?逃がした代償に、お前が身体で払うか?エェェ、お母さん?」
「そ、そんなぁ・・・」
鬼塚先輩は、私と母の反応を楽しむかのように、そう告げると、母も輪姦ショーの事を思い出したのか、ガクガク震えだしました。
「ククク、俺はお前を気に入っているから、俺がお前を手放さない限り、お前は他の奴らに抱かれる心配はねぇが、そいつはそうは行かねぇ・・・逃がした落とし前は付けなきゃなぁ?あいつらにボコボコにされるだろうが、まあ、お前が俺の女になるなら、そいつに手出ししないように取り計らってやるけどなぁ?」
「ま、待って!康ちゃんは許して・・・お願い」
「なら、俺の女になるのか?」
「そ、それは・・・・・」
母が口籠った事で、鬼塚先輩は竹先輩を見つめ、
「そうか、俺は別に良いんだぜ・・・竹、あいつらに逃がした野郎は此処に居るって教えてやれ」
「わ、分かりました」
竹先輩が旧理科室を出て行こうとし、私は顔が青ざめました。殺されるんじゃないかと恐怖が湧き上がってきました。母も同じだったのか、慌てて鬼塚先輩に叫び、
「待って!待ってちょうだい・・・なるから」
「アァァ!?何になるんだぁ?」
「あ、あなたの女になるから・・・康ちゃんは許してあげて」
母は苦渋の表情を浮かべながらも、鬼塚先輩の女になる事を認めました。私は、何も出来ない自分を恥じながら、
「お、お母さん・・・」
「ほう・・・俺のチンポをしゃぶり、何時でもオマンコさせる女になるって事か?」
「そ、それは・・・ハァァァァ・・・ハイ」
言葉に詰まった母でしたが、一呼吸すると鬼塚先輩を真っ直ぐ見つめ、はいと返事をしました。鬼塚先輩は、そんな母を更にからかうように、
「ちゃんと言えよ!俺のチンポをしゃぶり、何時でもオマンコさせる女にして下さいってなぁ?」
鬼塚先輩の非情な命令が母に下されました。母はチラリと私を見ると、ゴメンねとか細い声で囁くと、
「・・・・・あ、あなたのチンポをしゃぶり・・・何時でもオマンコさせる女に・・・して・・・下さい・・・ウッウゥゥゥ」
「ククククク、そうか、俺の女になりたいのか?良いぜ、しっかり奉仕しろよ?」
母はそう言うと嗚咽しました。そんな母を見た鬼塚先輩の嘲笑が、私達母子に浴びせられました。
この時、母が鬼塚先輩に屈服した瞬間でした・・・