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愛の輪舞
【近親相姦 官能小説】

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愛の輪舞-9

9.
ざっと部屋を掃除して、ベッドメーキングを済ますと、シャワー室に入った。
7時になると、春夫が帰ってくる。
今夜は、夫も娘も10時頃まで帰ってこない。2時間半の不倫時間だ。
(きっと女がいるんだわ)
ここ数年、夫婦の営みが減っている。

(論文だなんていっているけれど、何を遣っているか分かったものじゃないわ)
家を一歩出れば、夫のしていることは全く理解が出来ない。夫の言うとおりに受け取るしかない。
(女がいなければ、あんなにサバサバしていられるわけが無い)
自分の欲求不満に引き換え、自分を求めようとしない夫には、女がいると美佐子は確信している。
(お互い様よ、楽しまなくっちゃ)

美佐子は、鏡に映るわが身をを見つめた。
臍の下、腰周り、太ももが張り出してきたが、醜いほどじゃない。
指から溢れる乳房は、これ位な方が、男は喜ぶだろう。
豊満な内股の肉に挟まれた割れ目の上には、勃起をしたクリトリスがふさふさとした陰毛から顔を覗かせている。

電話のベルが鳴って、春夫が駅を出たと知らせてきた。

春夫が居間に入ると、美佐子はソファーに寛いでいた。
「お帰りなさい、お食事、鰻弁当を買ってきたけれど、先に召し上がりますか?」
「いや、後にするよ、急いでシャワーを浴びるから・・・」

「お背中、流しましょう」
振り向くと、全裸の美佐子がタオルを片手に入ってきた。
密会が重なるにつれ、美佐子は大胆になってきた。いまやすっかり夫婦気取りで、夕食の世話から、掃除まで遣ってくれる。

「まあ」
春夫の股間から反りを打って突き上げる男根を見て、美佐子は感嘆の声を上げた。
春夫は美佐子の割れ目に指を伸ばした。シャリシャリと指に触れる陰毛の下は、ヌルリと滑った。
「早くあっちへ行きましょう」
美佐子が、潤んだ目で春夫の目を見つめる。



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