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愛の輪舞
【近親相姦 官能小説】

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愛の輪舞-8

8.
教授の手が前に回って、春夫の肉棒を握った。
「ハルちゃん、君もイキなさい、君も、僕と一緒に・・・」
教授の指が、春夫の肉棒をクイクイクイと扱く。
「アア〜ハルちゃん〜ハルちゃん、よく締まる・・しまるっぅ」

春夫は、括約筋に気を込めた。
「うっうっっ〜うううぅっ」
春夫は、下腹の奥に生暖かい気配を感じて、教授がイッタのを知った。
春夫の肉棒を握っていた教授の指は止まっている。

春夫はトイレのシャワーレットに再び座っていた。
温湯を肛門に流し込み、排泄する。
「これも宮仕えの辛いところだ」
教授が扱いていた肉棒は、まだ立ったままだ。教授は、自分がイッテしまうと、それで終わりになる。中途半端で放り出される春夫は、いつも欲求不満で放り出される。
いつもなら、帰り道で風俗に飛び込んで、中途半端で収まらない欲望の後始末をしてからアパートに戻る。

池袋駅東口の改札を出たところで、春夫は携帯を取り出した。
「もしもし、ああ、僕春夫です。今駅を出ました。5分くらいで帰りますから、・・・ああ、はい、では」

今夜は、マユは学校のオーケストラの練習で遅くなる。
教授は溜まったものを抜いて、清々とした股間に気を取られること無く、今夜は遅くまで論文に専念する。

教授夫人の美佐子は、スラックスに履き替えて、車庫のママチャリを道路に引き出した。
車庫にはアコードが停めてあるが、家族で出掛ける以外は乗らない。美佐子は、運動をかねて専ら自転車を乗り回している。

大塚の自宅から、東池袋の春夫のアパートまで、自転車なら10分足らずの道のりだ。
春夫から鍵を預かっている美佐子は、逢引の夜は6時過ぎに家を出て、途中西友によって春夫の夜食弁当を買う。今日は、特上鰻弁当にした。
(男性は精を消耗するから・・・)
パックの中に、てらてらと黒光りをした肉片が、ぬめぬめと濡れて盛り上がっている。卑猥な想いが脳をかすめる。



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