女の悦び-15
「何処までスケベェなんだ⁉ よし、脚をテーブルに乗せなさい」
川島の命令に従い、右脚を乗せ、左脚がテーブルに掛かった時、
「い、いやっ」
香織は同時に右手で秘部を隠した。
右手に持ち上げられていた乳房が、ブルンと溢れた。
川島は落ち着いた口調で言った。
「奥さん、どうした?手を退けなさい」
(し、知られちゃう…私の秘密)
躊躇する香織に川島は再び命令した。
「早く…」
観念したように、香織は震える右手を徐々に上げていった。
「あぁ…」
絶望とも快感とも取れる声が、香織の可愛らしい唇から溢れた。
川島は親指を両付け根に当てがい、フリルと共に小さな貝の口を大きく開いた。
香織のパックリ開いた秘部は小さかった。
中は綺麗なピンク色…トロトロの婬液が覆っている。
香織の敏感な部分はプックリと丸く、ピンクの真珠のように輝いていた。
閉じていた入り口が開かれ、奥では複雑なヒダが蠢めいている。
(おぉ、これは名器かも知れねえな)「綺麗だねえ…」
川島が言うと、入り口は喜んだように涎を垂らした。
「そんなに見ちゃいや…」
香織はそう言うのが精一杯だった。
「おや…?」
川島は異変に気付いた。
「奥さん…毛は?毛は無いのか?」
川島は香織を見上げた。
香織は瞳を閉じて顔を背け、そして無言で一度だけ頷いた。
「旦那に剃れと言われたのかい?旦那にそんな趣味が有ったとはねえ…ふっ」
香織は衛が誤解されると思い、慌てて口を開いた。
「ち、違います…元々…無いんです」
遂に香織の秘密を晒されて、香織はこのまま死んでしまいたいと本気で思った。