女の悦び-14
「ふっ…奥さん、ワシはもっと塩気の効いたピーナッツを喰いたくなった。ここに座りなさい」
川島は、テーブルをポンポンと叩きながら香織に言った。
これから何が始まるのか、香織にも想像出来た。
香織は恥ずかしさに死んでしまいたいと思ったが、香織の意思とは逆に躰は更に熱を持ち始め、脚が勝手に香織をテーブルに座らせた。
川島はソファから降り、香織の目の前に胡座をかいた。
香織は乳房を腕組みするように両手で隠し、白い両脚の膝をピッタリ付けて座っている。
川島は、白いTバックに隠された秘部を見据え、
「開きなさい」
と犯人を説得するように、優しくも有無を言わさない刑事の口調で命令した。
香織はそれに従うように、瞳を閉じておずおずと脚を開いていった。
一文字に口を閉じたスジが見える。
「ん?…奥さん…パンツに穴開いてるのかい?」
川島が言うと、スジからトロリと涎を垂らした。