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海外赴任
【フェチ/マニア 官能小説】

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家政婦の始まり-2

テレビに映るポルノ女優は、温泉に向かう車中の助手席で胸の谷間から乳首を剥き出しにされて悶えているようだった。25歳のポルノ女優は、美しい顔立ちで綺麗なバランスの身体を上品な洋服で隠していたが、数分も経たずに車載カメラは卑猥な表情で悶える女優を撮られていた。モザイクのない映像には、高価なランジェリーをズラされた陰部が車窓の光ではっきりと潤っていた。

「この人、凄い綺麗ね」
「プロの女優だ。今の日本は、綺麗な女性でないとプロになることはできない。凄い時代に入っているよ」
「エレナもなれる?」
「多分、無理だ。日本のアダルトビデオは少し緩い身体を求める傾向がある。エレナのような完成されたプロポーションは、脚本が難しい。男優にとっても酷な仕事だ。観る視聴者にとって綺麗な身体より、エロい場面を求める傾向も強い。だから、エレナには難しいだろうと思う」
「凄いわ。本物の業界人みたいよ」

背凭れに手を回して映像を眺めるエレナの胸は、風船をジャージの中に抱えているように上下に揺れて弾んでいた。

「ジャージの下には何も着けてないのか?」
「そうよ。ノーブラよ。観たいの?」
「いや、いい。聞いてみただけさ」

ジャージのチャックに手を添えたエレナは、いいの?と確かめるように顔を傾けて大きな瞳で問いかけていた。

「まだいい。その時になったら伝えるし、触りたくなったら勝手に触るよ」
「OKよ。いつでも好きにしていいのよ」

映像に視線を戻したエレナは、後ろに留めた髪留めゴムを外してブロンドを両手で解すように肩に靡かせて顔を戻していた。カシューナッツを齧りながらプロの女優を見つめる瞳は好奇心に輝いていた。エレナはまだ21歳になったばかりだ。エロさに貪欲な年頃だろう。瓶ビールを飲みながらアダルトビデオを食い入るように見つめていた。

「この女優さん凄いわ。美しいけど凄いエッチね」
「プロは違うよ。瓶ビールを持ってきてくれるか?」
「瓶ビールね。OKよ」

柔らかいお尻を弾ませて立ち上がったエレナは綺麗なブロンドを後ろに靡かせていた。経歴書には169pと書かれていたがもう少し背丈がありそうな身体のバランスだった。

「エレナ、本当に169cmなのか?」
「身長?それ適当よ。だってまともに測ったのは4、5年前の話よ」

瓶ビールをテーブルに置いて僕に向けて蓋を外して寄越してくれていた。エレナの話は分かるような気がしていた。日本と違い定期検診なんて無い日常だ。ソファーで脚を組んで背凭れに片腕を回すエレナは、明らかに経歴書に書かれたプロポーションよりも成長しているようだった。

「そうだ。エレナのサイズ測ってあげるよ」
「本当?わたしも知りたいわ」

エレナを立ち上がらせてリビング柱に並ばせ手巻きメジャーで測ってあげていた。脚元から引き延ばしたエレナの身長は173cmまで届いていた。

「やっぱり。エレナ、173cmあるよ。どうりでスタイルが良い訳だ」
「背が伸びたわ。嬉しい」
「体重は?でも、その前にスリーサイズも測っておこうか」
「体重はちょっと恥ずかしいけどサイズはOKよ」

風船のような胸にメジャーを回して、ジャージに浮かぶ乳首を避けて測ってあげようとしたときだった。

「脱ぐわ。せっかくだからちゃんと測って貰いたいわ」

欅の柱の前で脱ぎ始めたエレナは、躊躇うことなく豪華な裸で僕を見つめていた。

「デカいでしょ」
「凄い身体だよ」

苦笑いしながら背中に手を回して、若さで弾ける色白のトップにメジャーを回してあげていた。

「94?凄いな」
「何が凄いの?」
「細い身体だってことさ」

アンダーを測ると予想を下回る65cmの細さに驚いてしまっていた。約30cmの胸が真横から飛び出している計算になる。流石はHカップのデカい胸だ。この国だから簡単にブラジャーが手に入ったが、日本のサイズだとIかJカップになるだろう。続けてウエストとヒップを測り終えた僕は、裸で立ち尽くすエレナに驚きの溜息で見上げてサイズを教えてあげていた。

「エレナのスリーサイズは、94-57-98。これは凄いよ。日本人には不可能なプロポーションだ」
「凄いの?サイズの意味は分からないけど覚えておくわ」
「もう少し測っておくよ。これから買う洋服を正しく選ばないと身体が痛くなるからね」

脚の大きさと股下の長さ、肩幅に腕の長さを測り終えた僕は、抜群のプロポーションのエレナに心から驚いてしまっていた。


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