遠隔操作ローター-6
優太はコンビニに入り買い物をして出てきた。しかし何故かコンビニの横で足を止めこちらを見ている。不思議に思った希だが、何か嫌な予感がした。
「!?」
何の前触れもなくパンティの中のローターが暴れ出した。
「あっう…!」
腰が折れる希。再び快感に襲われる。希が優太を見るとニヤニヤしながらこちらを見ていた。あの場所から公衆の面前でローターの快感に苦しむ希を見て楽しむようだ。
「ダメ…、優くん…ヤメテ…」
小声で口の動きを優太に伝えるように呟く。しかし優太は相変わらずニヤニヤしながら見つめている。
「ああっ…」
振動レベルが上がった。もはや自販機に寄りかかっていないと立っていられない。もはや誰が見ても異変を感じるような表情に変わっていた。
「んんんっ…!」
矢継ぎ足に振動レベルが上がる。自販機に寄りかかり、さらに内股を擦り付けるように落ち着かない姿を見せざるを得なかった。
「ヤバいよ…優くん…お願い…」
助けを求めるかのように優太を見つめる。
「どうしました?大丈夫ですか?」
不意に通りかかったサラリーマンが苦しそうな希を心配して話しかけてきた。
「だ、大丈夫です…すみません…」
ローターで苦しんでいる事を悟られないかどうか気が気じゃない希は何とか平静な姿に戻ろうとするが、ローターが気持ちよすぎて戻りきれない。
「病院にお連れしますか?」
「い、いえ…大丈夫です…。ちょっとお腹が痛くて…。今友達に薬買いに行って貰ってますので…」
「そうですか。じゃ、お大事に…」
心配そうな顔をしながら去って行った。
一安心した希だが、その瞬間、ローターが更に振動レベルを上げた。レベルマックスだ。音が静かなタイプだと言え、微かに卑猥なモーター音が聞こえた。もう立っていられない希はしゃがみこんでしまった。
「んんん…ぁ、ぁ…んっ…ハァハァ…」
しゃがみこみ顔を伏せて目を閉じる希。レベルマックスのローターのクリ責めは希の体にとっては耐え難い快感を与えた。
「優くん…ダメ…、イッちゃうよ…」
もはや目の前を通り過ぎる通行人の目など気にしている余裕はない。もう腹が痛いと言う言い訳も通用しないぐらい、誰が見ても野外でいやらしい遊びをしているようにしか見えなかった。そんな姿を見て優太は完全に勃起していた。
「ああん…ダメっ…!イッちゃうっっ…!」
希はもう声が我慢出来ずにそう叫んでしまった。道の向こうの優太にも聞こえる程の声に通行人の何人かは怪訝そうな顔をして振り返った。
「ああっ…!」
希は公衆の面前で生まれて初めてのエクスタシーを迎えた。地面にへたり込み体を激しく痙攣させる希に、優太はさすがにまずいと思いローターを切り希のもとへ駆け寄る。
「大丈夫?行くよ?」
優太は希の体を無理矢理起こし体を支えながらその場から離れて行った。希は俯き目を閉じハァハァ言いながらもヨタヨタと歩いている。暫く余韻から意識が覚めず、意識朦朧としたままフラフラする体を優太に支えられながら歩いていた。