〈微笑みの裏側〉-16
「やめてえぇぇッ!!だ、出さないでッ!!出しちゃ嫌あぁぁあッ!!」
耳をつんざく金切り声は、オヤジ達の興奮を更に昂らせる……汗だくになったオヤジは花恋に覆い被さると、その華奢な身体を折らんばかりに抱き締め、股間を痙攣させた……。
「い"ぃ"や"あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"ッ!!!」
感覚が研ぎ澄まされていた花壺は、明確に男性器の絶頂を感じていた……そして、その直後に生まれた煮えたぎるような熱さと下腹部の膨張も……間違いなくオヤジの遺伝子が自分の子宮に注入されたと知った花恋は、忌まわしき下半身の痺れを感じたまま視覚を失って項垂れた……。
(……に……妊娠…しちゃう……)
このジリジリと下腹部の中を焼いていく熱は、あのオヤジの精液だ。
無数のオタマジャクシのような〈生き物〉が、確かに自分の子宮の中に存在しており、そして間違いなく卵子に向かって泳いでいっている……。
「う…う"あ"〜〜〜〜ッ!!!」
まだ一人の射精が終わっただけに過ぎない。
緊縛された美少女は悍ましき性欲の最中に曝されたまま、新鮮な肉棒の襲撃に遭う……。
『エヘヘ〜…さっきのオジサンのザーメンが溢れてきちゃったよぉ』
「もッ…もうヤダあぁあッ!!ゲホッ！ゲホ!!に、妊娠しちゃうッ!!駄目ッ!!駄目えぇッ!!」
『さあ、どっちのオジサンの精子と受精するのかな？花恋ちゃんもワクワクするよねえ〜？』
射精の回数が多いほど、受精の確率が高まるのは自明の理。
泣き叫ぶ花恋自体が卵子と化したかのように、その花壺に肉棒が突き刺さる。
「い"ぎゃあ"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!!!!」
とても少女が発した悲鳴とは思えぬ声は、まさに断末魔の叫びだ……その二度めの射精に光を失った瞳は、何もない天井をぼんやりを見つめて動かない……。
『なんだ…イッちゃったのかな？』
『どうだろうな？しかし、一人目の中出しで“諦める”かと思ったら、けっこう粘りましたね？』
『こういうしぶとい娘の方が虐め甲斐がありますからね……クフフフ』
あまりにも酷すぎる精神的ダメージに失神した花恋を、オヤジ達は口々に嘲った。
そして花恋の胸板に射精したあのオヤジも、子宮の中に射精してやろうと下半身を抱えた。