第16話 夜這いに沈む清純-12
ヴァギナには、軽く鬼頭が当てがわれているだけの紀子は、乳房を弄《もてあそ》ばれる快感だけで、絶頂に至った。涎が大量に滴り落ち、体操服を濡らし、白い布地に透明感を与える。乳房と、それを追おうブラジャーが、くっきりと透けて見えるようになった。ボタボタと涎を垂らし続けるので、より鮮明に透けて見えるようになり、透けている部分の範囲も、どんどん広くなる。
透け透けの乳房を、辰己は揺らす。縦に横に、グワングワンと、ユッサユッサと、ブルンブルンと、揺らす、揺らす、揺らす。紀子は、また絶頂、そして絶頂、更に絶頂。
何度目かも分からない絶頂の直前に、紀子は叫んだ。
「もう、入れちゃいまぁすっ!」
自ら、腰をズドンと落した紀子。
ズブッ、ズブッズブッズブッ・・と、紀子のヴァギナが辰己のペニスを飲み込んだ。
紀子は、処女を喪失した。そして、その快感に悶える身体が、更に乳房を大きく揺らす。
ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・。
自らの身体のスィングで、巨大な乳房が上下動する。辰己は、今となっては、下から手を当てがっているだけで、全く動かしてはいないが、紀子の乳房の重量感や弾力を楽しめた。
ヴァギナも絶品だ。紀子自身が腰をスィングさせる度に、柔らかで温かなヴァギナの肉襞が、辰己のペニスに極上の摩擦刺激を与えていた。潤滑も素晴らしい。ペニスが出し入れされる度に、ドバッと白濁した液が溢れ出す程に、ヴァギナの内部は愛液に満ち満ちている。
そして、処女ヴァギナを貫かれて5秒後に、紀子は絶頂し、辰己は気が狂う程の蠕動運動で、紀子のヴァギナにペニスをもてなされた。10秒後には次の絶頂が、その10秒後にも絶頂が紀子のヴァギナに蠕動運動を生じせしめ、辰己は紀子を味わった。
途中で体操服を脱がせ、乳房に顔を埋めたり、舌先で乳房をへこませ、押し込み、深く深く埋没させたりもした。巨乳の往復ビンタも、堪能した。左右からの往復ビンタも、上下の往復ビンタも、紀子の巨乳をもってすれば、可能だった。加奈や桂子や紗に、手伝わせる必要はあったが。
そして、発射はもちろん、紀子の谷間の奥深くだ。辰己が紀子の、左右の乳房の間にペニスを持っていくと、背後から加奈が、手で紀子の乳房をグイッと中央に寄せた。紀子の胴体に垂直になるようにペニスを当てがっても、紀子の乳房は、鬼頭から根元までを、すっぽりと包み込んでしまえるだけの大きさがあり、その肉壁の圧迫がペニスにもたらす刺激の、何と壮絶な事か。
加奈がその状態のまま、紀子の身体を前後に揺らしたので、辰己の鬼頭は、乳首に近い部分から谷間の奥深くまでを、往復するようなピストン運動をさせられた。紀子が、目いっぱい身体を後ろに引いても、鬼頭が谷間から出てしまわないくらいに、紀子の乳房は巨大なのだ。
辰己の鬼頭には、圧迫刺激に加えて、摩擦刺激までが提供され、極上の快感のまま発射に至る事が出来た。
身体を上下に動かすパイ擦りは、巨乳という程のサイズの乳房でなくても、やろうと思えばなんとか出来るが、身体を前後に動かし、ペニスに、胴体に対して垂直のピストン運動をもたらすパイ擦りは、正真正銘の巨乳にしか出来ない。この動きで鬼頭が谷間から出てしまわない為には、相当なサイズが必要になるのだ。
鬼頭が、谷間の上に飛び出しているようなパイ擦りをする奴がいるが、辰己は、それは、ばかげていると思っていた。鬼頭を、乳房の谷間の一番深い部分に埋没させ、巨大な乳房の圧力を、男根の表面の全域に感じられるパイ擦りこそが、極上だ。ペニスの、一番敏感な部分で、乳房の一番柔らかで気持ちの良い部分を味わわなくてどうするのだと、辰己は常々思っているのだ。
紀子の乳房は、そんな、辰己の望む極上のパイ擦りで、辰己に至福の発射を提供する事が出来たのだ。紀子のサイズの巨乳でしか味わえないパイ擦りで、辰己は発射に至る事が出来たのだった。これがやりたくて、辰己は紀子をターゲットにしたのだ。満足だった。
部屋を立ち去る辰己の背後で、紀子はルームメイトに、乳房にまとわりつく精液を舐め取ってもらっていた。皆で分け合って、飲み下すつもりのようだ。