淫ら華-7
エリカの変化を見逃すまいと、ワタルの中の獣が彼女の全てに舌嘗めずりをしていた。
「えっ、パンストを持ってきてるん?ここで履けるかい?」
(どうかな?でも、おもろいわ。履いて着てないのに用意はしてるって、素直にホンマの自分が受け入れられへんのんや。楽しみが増えたな。)
ワタルの問いかけにしまったと思ったエリカだが、
「えっ、ここで、ですか?はい、いいですよ、でも、できたら目を閉じてて欲しいですけど?」
「う〜ん、ダメだよ、ちゃんと見せなきゃな。エリカ、奴隷妻になりたいんだろう?違うのかな?」
(チョビット無理かな?焦り過ぎは禁物やで、けど、オッケーして欲しいけどなぁ。)
ワタルは心臓の音が、ドクンドクンと大きくなるのを感じながら、エリカの答えを待っていた。
「奴隷妻なりたいです。でも、今はまだ、ワタルさんの奴隷かどうか、わからないんです。だから、目を閉じてて欲しいんです。」
エリカの言葉の真剣さにワタルは、
「ん、そうなんや、了解したよ。じゃあ、目をつぶるからね。」
そう言って目をつぶり、両手で目を隠した。
暫くワタルの目の辺りをチェックするように、エリカはジロジロと見ていたが、ゆっくりとパンストを取りだし車内で履きはじめた。
「見ないでね。まだ、ですよ。」
窓の外をキョロキョロと見回しながら、スカートを少しまくり、魅力的な太腿が露(あらわ)になり、エリカの姿態を想像させた。
「もうちょっと、待っててください。もう少しですから。」
「あぁ、待ってるよ、エリカ。」
(ふふん、面白いな。さあて、ピン球の影響をいつまで我慢できるかな?)
ワタルの思惑を知らぬげにエリカはパンストを履き終え、急いでスカートの裾の乱れを直した。
「終わりました。目を開けてもいいですよ。」
「じゃあ、開けるよ。あっ、似合ってる!エリカはセンスがいいね。」
「えっ、そんな、恥ずかしい、でも、嬉しいです。じゃあ、行きましょうか?」
エリカの言葉に、あぁと、うなずきながらドアを開けた。
「大丈夫かい?急がなくていいからね。」
はいと答えながらエリカは、急がなくていいと言うワタルの言葉の意味がクルマを降りた瞬間から、身体で味わった。
(うそっ、何で動く度に、コロコロきてる。外のがクリに、、)