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元人妻との恋
【フェチ/マニア 官能小説】

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当日-1

どうすることもできない。わたしは玄関であの当時を思い出していた。

「凄い可愛いいよ。こっち向いて見せてよ」
「こうかな?」
「そう、もっと胸を寄せて見せて」
「やらしいわね。こう?」
「そうそう。少し腰を浮かせてよ」
「エッチ。でも興奮しちゃう」

あの人の前で拘束ベルトに挟まれた胸を突き出して濡れた股間を撮られることに興奮してしまっていた年頃だった。
初めて縛られて興奮してしまった私は早くSEXしたくて、あの人が言う通りに何枚も撮影を許してあげたあの日だった。

「ねぇ。中でだしていい?」
「それはだめ。やだ。やだ。外にでたして」
「イキそうだ。でるよ。中はだめ?」
「だめ。だめ、だめだよ。顔にして」

わたしは舌を出して飛び散る射精を受け止めてあげていた。ベルトで固定されて動けない私を見下ろしながら音を立てて飛び出してきたあの時の射精を思い出してしまっていた。

「エッチねぇ。でも、すっごい興奮しちゃた」

そんな会話をしていたあの日の写真だった。
もう10年以上昔になる。わたしはもう36歳だ。20歳そこらの女の子とは違う。なのにどうしていまさらこんな酷いことをするんだろう。

わたしは玄関でこれから起こる出来事に怯え、怒りよりばら撒かれる恐怖に震えてしまっていました。あの人のことだからこれだけで済むとは思えなかった。あの人の行動力に何度も私は驚かされた20代だった。これから起こる出来事に、わたしは嫌な予感と戸惑いにどうすることもできなかった。


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