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貧困娼年の捕獲
【ショタ 官能小説】

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Capture of poverty boy-5


でも、背中に、横っ腹に走る苦痛が、なぜか、甘い。
男の「魔羅」の暴れ方も翠が知っている今までの性交とは逆。
なのに、この恍惚はなんだろう?
暴力的な性交にはうっとりとする危険な「甘さ」がある。
虐げられて、塵クズのように扱われる被虐感に、翠は生まれてがらずっと続けられてきた差別や孤独、空腹や折檻が嘘のように重なり合う。

「アッ!ら、ん、ぼうっ!アッ、アッ、アッ………こわ、れ、るうっ、い、いたっ、痛いっ、イイイイイッ!も、もももっ、もっとおぉ。アアアアッ………もっと、ヒッ、ドッ、クウッ、や、ぶ、け、破けっ、ちゃうっ、こわっ、し、てっ、もっと………うふふふうんっ、かんっ、じるっ感じるっ、すっ、ごくっ、ざ、ん、こくっ」

「んんーん?……坊ん、ひょっとして、マゾっ毛あるんちゃうか?叩かれて悦んでるやん」

「………え?ええっ?…それって、アッ、アッ、い、痛くってっ、う、嬉しっ、てっ、アッ、アッ」

「………………ちょーっと、捻ってみよかあっ」

男は胸のポケットから小型のラジオペンチを取り出す。
そして少年の水蜜桃のように柔らかい尻をつまむと、捻った。

「ヒヒヒヒイッ!……う、う、うっ…あああっ、うっうっ、あああんっんっ、はあああっ……ん」

「ほれ。声が甘いやないか。乳首、いってみよかっ」

「きゃ!あっ、あっ、はあああっ、ダメッ、い、虐めちゃ。子供、に、酷くしちゃっ、ふううっ」

「顔に紅浮かべて吐く声かあん?もっと、強烈なのいこか」

男が取り出したのは銀色のジッポー・ライター。オイルの香りが部屋に漂う。
そしてその橙色の炎の舌が、脇腹の浮いた肋骨を上を舐めて行く。

「アッ!ヒィッ!ア、ア、アッ、ふああああっ、ああんんんふうっ、焦げ、ちゃうっ」

信じられない折檻を受けているというのに、翠の眉は歪まない。むしろ、トロンとする。

その時、部屋の扉から最前の巨漢が入ってきた。
翠はこれまでずっと男たちとは「マンツーマン」の経験しかない。
「セックスの現場を見られる」というのは、怖ろしく刺激的で、猛烈な被虐感を生み出した。



ダメッ、見られてるっ。セックスしてる、真っ最中にっ。こんな、こんな卑猥なカッコして脚開いてよがって、スケベな言葉しゃべって、るのにっ。ま、真っ裸で、何にも隠すこと出来なくてっ、しかもっ、そんな、そんな、ヨダレ垂らしそうな好色な眼で、見ないでっ。アッアッアッ、おちんちん、ぶるぶるってしてるのっ。もう、もう逝っちゃいそうっ、だからっ。こんなに、乱暴にお、犯されてっ、これ、強姦ですッ



「ええとこに来たな。お前、この坊んの「お口」空いてるさかい、塞いでやれや」
「おっ。ごっつあんですッ」
「こーゆーの、お前趣味か?」
「わし、手広いっすから。この間も4歳のタイのおなご、いただきやしたっ」
「…………お前のそのでち棒でか?……裂けるやろ、それ」
「裂けるどころかっ、ケツの穴とオマンコ繋げましてん。一本の肉穴にしやしたっ」
「ま、ええ。この坊ん、「マゾ」やで。喉どころか胃袋まで突いてやりゃ悦ぶで」
「おおっ!ケツ穴から口まで串刺しってとこで。焼き鳥みたいに炙ってやりまひょ」

男たちの地獄のような会話を聞きながらも、翠を狂わせたのは渇望だった。
恐怖でも、その怖ろしい男根への畏怖でもなく、「自分が壊される」という甘美な誘惑。
自虐的な一種の陶酔が躯を蕩かせるのを、翠は感じていた。



生まれてから、ずっと。虐められて、蔑まれて来たから。痛くて、ひもじくて、寒くて、辛いのは、それが気持ち良かったのかも。もっと酷い目にあうって、思うと、おちんちんがいつも硬くなった。ああっこの人、これなあに?こんなのっ、に、ん、げ、んっ、じゃないっ。ボク、「お馬」さんじゃないし「象さん」でも「キリン」さんでも、ないっ。人間の、小学生の男の子。ぎり、ぎり、口に入るっ、けどっ、そんな。そんな長いのって、反則。ああああっ、飲み込んじゃった。顎がっおかしくっ、なるっ。や。どん、どん、どんどんどんどんっ、息が、で、き、なっ、アアア───────────ッ、これ、がっ、く、し、ざ、しっ。アアアアアッいっぺんに!いっぺんに!出したりっ!入れたり!出したりっ!入れたり!躯がッ、ば、ら、ば、らっ



神楽坂公園の樹木のざわめきの音を聞きながら、「肉便所」を待っている青年は、スマホの「ぷにぷに」を弄りながら、過ぎて行く時間に首を傾げていた。



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