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燃えたぎる愛欲
【近親相姦 官能小説】

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燃えたぎる愛欲-6

6.
手を伸ばして、包皮を捲ってみる。剥き出しになった亀頭の首周りに、白い滓が纏わり付いている。
「あのう、一緒に来てくれない」
貞夫の手を引いて、バスルームに向かう。

ノズルから噴出す湯の温度を調整して、亀頭に注いだ。
「皮を被っていると、滓が溜まるのよ。このままセックスすると病気になっちゃうから、洗っておかないと駄目なの」
「うん。でも皮を剥くと痛いから、そのままにしていたんだ」
「慣れれば痛くなくなるから、剥いたまま少しの間我慢してよ」

エリはペニスを掴んで、亀頭の周りを指先で揉んだ。
「あっ〜ああっ」
突然、鈴口から白い液が噴出した。
「あらっ、」
「ごめん、我慢が出来なかった、だって、そんなに弄られたら出ちゃうよ」
放出を終えたペニスは、見る影も無く萎んで垂れ下がった。

結婚初夜は、こうしてプラトニック・ラブで夜が更けて行った。

気まずい思で朝を迎えた貞夫を、エリは何事も無かったように快活に振舞ってビーチに誘った。
飽きるほど海外旅行をしているエリにはなんと言うことはないビーチだが、海外旅行は初めての貞夫は大いに感激をした。
「素晴らしい、ハワイに来て良かったね」
無邪気にはしゃぐ貞夫を見て、エリは大きな子供の子守をしている気分になった。

再び夜を迎えて、愛の悦びよりも今夜はどんな成り行きになるのかと、エリは憂鬱になった。
エリは自分の手荷物から小箱を取り出して、枕の下に隠した。

「昨日はごめん」
バスルームから出てきた貞夫が、エリに声を掛けながらベッドに入ってきた。
「ううん、いいのよ。洗ってきた?」
貞夫は無言のまま、股間を開いて見せた。
一夜経った貞夫のペニスは、恥毛の影からニョッキリと突き出ている。
亀頭は包皮を抜き出て、膨らんだピンク色の頭を持ち上げている。

「エリ、愛してるよ」


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