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燃えたぎる愛欲
【近親相姦 官能小説】

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燃えたぎる愛欲-5

5.
エリがバスルームから出ると、貞夫はバスローブのままソファーで寛いでいた。
エリはベッドに後ろ向きになって、バスローブを落とした。
「先に入っているわ」
貞夫に声を掛けて、ベッドに入った。
(なんか、催促してるみたいね?)

パチンと明かりが消えて、仄かな間接照明になると、貞夫が入ってきた。
エリは寝返りを打って、貞夫と向き合った。
「やっと、二人きりになったのね。至らないところもあるでしょうけど、よろしくお願いします」
貞夫の手を握った。
「うん」
貞夫はその手を引き寄せて、唇を寄せてきた。
(いよいよだわ)
エリは腕を貞夫の背に回した。

貞夫が唇を合わせたまま、じっとしているのでエリは舌を差し込んでみた。
「うふっ」
貞夫が咳き込んだ。
「今まで、女の人と付き合ったことが無いんで、ごめん」
「?????」
「どうしたらいいのか分かんない」
「童貞なの?」
「うん」
(それはないでしょう?)

「どうしたら赤ちゃんが出来るか知ってる?」
「そんなことは知ってるよ」
「結婚したら、赤ちゃんを作るのよ」
「理屈では分かっているけど、・・・だって女の人と付き合ったことが無いから、やったことはない」

(困ったわ、でもここは腹を括るしかない)
「あのう、白状するけれど私は処女ではありません、今時そんなことは珍しくないので、苦情を言われても困るんですけれど」
「いいです。そんなことは分かっています。僕が童貞だからって威張っているわけではなくて、勉強が忙しくて、成り行きで・・・」

エリは、貞夫の股間を見てギョとした。
陰毛を従えて勃起をしているペニスの先端が、半ば包皮に隠れている。
(包茎なの?)


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