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快楽堂治療院
【SM 官能小説】

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快楽堂治療院2-5

一度絶頂を迎えた後の麻沙枝の体は、先ほどまでとは比べようも無い程敏感になっていた。
神崎の手がどこに触れても、それは麻沙枝にとって甘媚な刺激でしかなく、触れるられる度に麻沙枝の口から淫媚な吐息を吐かせる。
「あふっ…ハ…ハァハァ」
瞳を潤ませる麻沙枝を見て、
「お灸をしましょう。」
神崎がニッコリとそう言った。
「ここで使っているお灸は、従来のものより低温で同じ効果が得られるよう改良されていますから、火傷をする心配はありませんからね」
麻沙枝を安心させるようにそう言うと、椅子に付いていたスイッチを作動させる。
ウィーン…
背もたれの部分がゆっくりとその角度を弛めてゆく。
L字に座っていた麻沙枝の背中が少し倒れ、麻沙枝は仰向けに近い姿勢をとらされた。
神崎の取り出したお灸は、確かに麻沙枝の知っているお灸とは少し違うようだ。
神崎は、麻沙枝に許し乞うことも無く肩口とわき腹で留められている治療着の紐を解いた。
薄い布を剥ぐようにペラリと治療着の前見ごろを剥くと、麻沙枝の白い肌と可愛いお椀型の小振りな乳房が現れる。
麻沙枝の乳首は乳房の上で、ついさっきまで固く固く立ち上がっていた形跡を残したままフルフルと小刻みに揺れていた。
神崎は、鎖骨の上辺りとおへその上にお灸を置く。
そして、そのラインを繋ぐように縦にお灸を置くと、おへその周りを取り囲むように置いた。
最後に、麻沙枝の両乳首の上にも置くと、
「動かないで下さいよ。もし、倒れてしまったらさすがに火傷しますからね。」
と、いたずらっ子のような笑いを見せてそう言った。
「は…はい」
麻沙枝は薄く目を開いたまま答えた。
神崎が、お灸の先に火をつけてゆく。
部屋の中に、もぐさの燃える匂いが満ち始めてきた。
麻沙枝は、お灸が置かれた部分からじんわりと体が温まってゆくのを感じている。
神崎の手が、麻沙枝の太股に置かれた。
「ぁぁ…」
思わず吐息を漏らす麻沙枝。
神崎が親指で指圧をするように麻沙枝の太股をゆっくり圧してゆく。
親指は徐々に足の付け根に向かっている。
「んくっ…ん…ふぅ…」
麻沙枝の乳首がゆっくりと立ち上がり、それに併せて乳首の上に乗ったお灸が盛り上がるように上にあがった。
神崎の指が足の付け根に、麻沙枝の体の中心に近づくにつれ、麻沙枝の呼吸が大きくなり乳首の上のお灸が煙をくゆらせながら上下に動くのだった。
麻沙枝は体が温まってゆくのに同調するように、秘所が熱く熱を持ち、再び熱い蜜が蜜壷の中に溜まり始めるのを感じる。
神崎の指が僅かに秘所に触れた。
「ああー」
思わず体が仰け反る。
「動いちゃ駄目ですよ」
神崎が制する。
そう言いながらも親指は、麻沙枝の秘所の周りをクイクイと圧すのだった。
恥丘の柔らかな肉をプニプニと圧し、両手の親指で恥丘から下に蜜を垂れ流し始めた花心を取り囲むように圧してゆく。
…ジュブ…
秘所の両脇を圧され、圧力に屈したように中心から蜜が吹き出したのだろう。
自分の下半身から聞こえる卑猥な音を麻沙枝はたまらなく恥ずかしく思い、ますます全身が熱を持ち火照るのを感じた。
…ジュブ、ジュブ、ジュブ…
麻沙枝の羞恥をあざ笑うかのように、秘所は音を起てる。
神崎の指先は、麻沙枝の蜜で濡れていることだろう。
上半身に置かれたお灸は、中程まで燃えつき、さすがに熱さを感じる程になっている。
乳首の上でチリチリとした痛みにも似た熱を感じ、麻沙枝は身を捩りたくなるが必死に堪える。
白い肌に赤みが増してきたのを見て取った神崎は、後ろの戸棚に向かうと手に棒状のものを持ち再び麻沙枝に向かう。
よく見ると、棒状に無数の突起が付いている。
突起は大小様々な大きさをしていて、棒の後ろからは電気コードのようなものが見えていた。


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