これは研究よ!教育よ!-3
その日の夜ふけ。
ろろかは自分の部屋で寝てる。
かず哉クンとかな斗は、二人で「オーディオ部屋」にこもって、ヘッドホンをはめてテレビでスポーツ観戦をしてる。
それをいいことに、私は父さんの寝室に忍んでいった。
父さんが眠ってるベッドのわきに、そっと身体をもぐりこませると、父さんは私だと気がついたのか、目を閉じたままで私の腰とお尻を抱いてくれた。
何年ぶりのことだろう。もう40歳をこえて、ほんと「使用後」の身体になった私なのに、父さんが同じ抱きかたをするから、
まだ私のお尻が父さんの手のひらに乗っかってたころの、小さな私に戻ってしまった。
「父さん…… 今夜はゴメンね……」
私が小声で言うと、父さんは私の耳もとで、
「おっぱい よかったけど…… やっぱり おくちでしてよ。」
とささやいた。
私は身体を下に移して、父さんのパジャマからおちんちんをつかみ出した。
「おくちで する」……私はおちんちんの先に唇を当てると、舌の先でオシッコの出口をチロチロとなめはじめた。
父さんにとって、おくちのセックスは「ファンタジーの源」なんだって言う。
父さんは、私みたいな可愛い女の子(!)が、オトコのけがれたおちんちんを口にしているのを見て、いっそう女の子の清らかさを感じるんだって言う。
だから父さんは、おちんちんの「全身」が見えた状態でフェラチオされたいんだって。
固くなるにつれて 、まだお風呂の匂いが残ってたおちんちんから、だんだん父さんの匂いがしてきた。
私は舌先でその匂いを感じていた。
(この匂いを感じるのも何年ぶりかな……ろろかを産む前までは、時々してたんだけどな。)
「フフフッ」
父さんが私を見つめながら笑った。
「どうしたの?」
私が聞くと、父さんは私の髪をなでて言った。
「前にベッドに誰かもぐりこんで来た事があったんだ。
パジャマをずらして来たから、てっきりキミが来たんだと思ったら、ろろかチャンだったんだ。
いきなりキンタマをやわやわし始めたもんだから、驚いてお尻をつねって、ボッキを抑えるのに必死だったよ。」
「まあ……」私は苦笑した。「ボッキさせてもよかったのに。」
父さんは私の耳たぶをつついて言った。
「おいおい、いくらなんでも孫の前でボッキはマズイだろ。キミだってろろかチャンの前ではフェラチオしなかっただろ。」
「そっか……」
その時だった。
うっわ━━━━━━━!
寝室の向こうから異様な声が聞こえた。父さんはあわてず騒がず、
「かず哉クンとかな斗クンだな……点を取るチャンスを逃したんだな。」
と言った。
父さんのおちんちんをなめてる最中に、耳に届いたかな斗の声。
私はろろかのレポートに描かれていた かな斗のおちんちんを思いだしていた。
(あのレポートだと ろろかは、かな斗の固くなったおちんちん見たって事よね……
私も、固くなった かな斗のおちんちん研究したいな……)
【おわり】