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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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マッサージ-1

ご飯を食べ終えて
別々に風呂に入り寝る時間になった。

ちづるはパジャマ姿で
台所で洗い物をしている。

寝室で、壁に寄りかかり
片膝を立てて布団の上に
座っているタクミは
スマホを持って、それを見ていた。

Yahooのニュース画面を
ぼんやりと眺めている。

頭の中は
別の事を考えていた。


「、 、 、 、、、。」


     マジ なんか
          落ち込むわ

 週6で泊まりにくるなら
   ほとんどそれ、同棲じゃん
 
   なのに なんで

  同棲は駄目、 、


「、 、  、っ はぁ〜」


  あと なんだ?

     なーーんか、 、 、

   ひっかかる 

 、 、 、 、、、、。



 
  ちづちゃんの 言葉 

  

『 ん、、だから、
 身体の、、関係があれば
 気持ちは、必ず、、、
  入るってゆーか、、、。
       たぶん   』


 これって ちづちゃんは浮気とか
  やっぱ 出来ない人間
       って 事だよな

  そこは、安心、、、


 



    か ? ?


   待て 

 何かのきっかけで
  ちづちゃんが他の男と
     関係持っちゃったら

  気持ちが入っていっちゃう
    って 事だよな

   、 、、 、、で?

  切られるのは


   

      

     
          俺じゃね?



「、 、 、 、、、 」


  いやいやいや、、! 
   
 っつーか! 

  出来ねーって、浮気なんて
 
 いや、でも、、、。

『 頭の 中、、 そればっかに
 なっちゃうの、、 はぁ  
  男の人  見てると   』
  

 、 、 、 、 、、、。


    そう言ってたよな

  あの時は妄想だけだったけど 
 
    欲求不満になったら
  おかしな事しないとは
     限らないんじゃね?

    いや 〜っ いやいや、、 

 ちづちゃん何気にビビりだし 
   

  そんなん出来るかっつーの



 万が一誘われても、
     ガードするだろ
   
 

   、 、 、 、 、、、。




  ガード ? したっけ ?


     夏

   俺達が 
 付き合うきっかけになった


  怪我のお礼 料理を
   カレー リクエストして



  ちづちゃんの家に行っていい?
       って聞いて。
  
 そんで? 
 
  ちづちゃん1回は断ったか? 
    
    断ってねーよな
  

   なんでだ

 
  欲求不満 だったから?
 
  いやいや、でもっ !

 普通入れないだろ。家だぞ?
  いくら、顔見知りだからって
 そんで? リモコンの上に座って
   エロDVDついちゃう、とか!
  ありえねーだろっ! 漫画か?




「 ?   タクミ君?」



「、、、ん? 」


ちづるが
寝室の部屋の入り口に
突っ立っていたが、
タクミは
スマホの画面を見たまま動かず、
ちづるに気がついていなかった。


「どーしたの?」


「、、、何が?」


「なんか、、ふふっ 
 疲れてる? 魂ぬけてたよ? 」


「、、、、疲れて る 」


「そっか。 
  専門も始まったもんね。 
 生活が変わると、
  何気に疲れがくるよね〜。」


「、 、 、、えぇ。
    そう ね。 」


「 ? 
  ぁ、、そーだ、私、、、
 マッサージ、してあげよっか?」


「 え?」


「背中、、、。」


「、、、 うん。」


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