裸-4
「そんなん本当、、
いいんだから、、 ね?
俺はーー ちゃんと
満足したエッチだったよ? 」
「 、、、なんで? 」
「、、、それは、まぁ、、秘密。」
おしっこと鼻血
あんまないよな、ダブルは。
しかも鼻血は俺の裸で
、 、、って
これ言ったら また
気にして落ち込むから
言うのは やめとこ
「前に言わなかった?
ちづちゃんは、、、
面白いよ。 」
「、、、っ 、
〜っ 、、タクミ君は
どうして、 、 、、 」
「 ん? 」
「 いつも、、そんなに、、
優しいの? 、、、、」
「 ぇ? 」
「、、、いつも、、、、
本当に、、、、
、、優しい から、、、」
ちづるの声が、
どんどん静かになってゆく。
目がトロンとしてきて
そのまま目を閉じる。
タクミは
ちづるの頬に手を当てたままだった。
自分の手の気持ち良さに
眠ったように見えて、
胸に優越感のような嬉しさが沸く。
しかし
しばらく撫で続けると、
ちづるの言葉を思い出す。
『 頭の 中、、
そればっかに なっちゃうの
男の人 見てると 』
何が
どこが
優しいんだろ
ムカついたから
エッチしないって
言ったんですけど
「っ、はーーー、、、
、、、なーーんか、 」
憎ったらしーー
気持ち良さそうな顔して
、 、 、 、、、。
『 私は、、、。
タクミ君と、、結婚出来ない
っていうんじゃなくて、、、。
、、、、。
離婚、出来たら、、、
もう結婚はしないって、
決めてたの。 』
そんなん いつ
決めたんだよ
『結婚て、やっぱり、、。
本人たちだけのものじゃないし。
家族、 とか、、。 』
じゃあ、結婚て
誰の為のものだよ
周りの
家族の為の ものなのか?
っつーか、、、、
周りの人間の意見
ちゃんと聞いて
家族の事も、しっかり考えて
考えた上で 結婚して
で ?
失敗したのは
どこの どいつだっつーの
『色々、、考えて。
結婚は、、、うん。
もう、しないって。
決めてた から 』
ちづちゃんの
阿呆ぅ
「っ、はーーーー、、。
、 、、、まぁ、、
諦めないけどね。
時間 かけて 」
説得 する
絶対に
あ、。 服
「、、ちょっとーー
およーふくぅ〜〜
着ますよ〜? 」
考え方とか
やっぱ 子供なんだよな
なのに 大人ぶろうとするから
的はずれの答えを
出すのだろうか
それからタクミは今日も
眠たがっているちづるに
パジャマを着せた。