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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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-3

ちづるは発情する。

少しだけ身体を丸めて
左手をパジャマの中に入れて
パンツの上からアソコを押さえる。

眉間に皺を寄せて
右手の拳を口に押しつけて
つらそうな顔をしてタクミを見る。

「 〜っ 、 んっ   んっ」


「んふ、、
 、、、。 苦しいの〜?」


  また 我慢させれば

  昼とか 会えない時間
   
 
  頭ん中  
 俺の事ばっかになる な 


「 ん、、 ぅ  〜っ  」


「はぁーーぃ、、、
  落ち着いてーー、、、 」


タクミはちづるの背中をさする。

しかし、ちづるの
身体の熱は治まらない。

息が荒くなってゆく。


「〜っ  、 ふぅ  〜っ 」


耐えきれなくなり
ちづるはパンツの上から押さえていた
左手を、パンツの中に入れる。

ぬるりと中指をアソコに入れる。

快感が、全身を包み込む。


「 はぁ、、 ん  んん 」




タクミを見ると勃起している。

何故、エッチをしてくれないのか
分からない。

拳を口に当てたまま、
タクミに訴える。



「 ぁ、 あたし、、、
  もう 駄目  〜っ 」


「んーー? 何が? 」


「 変な事、、ばっか 
   考えちゃうし、、 〜っ 」


「 ふふ、、 ぇーー?
 相変わらず、
  ちづちゃんエッチーー 」


    あーー 本当

  こゆとこ 単純





「 だって、、 〜っ  
 頭の 中、、 そればっかに
 なっちゃうの、、 はぁ  
  男の人  見てると 
    んっ   だから、  」



「、 、   ん ? 」



     ん ?


  今   

   、 、 、、。

        なんつった?



「タクミ君、、 ん 
  だから 今日は   」


「、、、男の 人? 」


「、 ぇ? 」



「、、今、言ったじゃん。
 男の人見て、 変な事
   考えちゃう って 。 」


「 ぁ、 。 ん、、 だから、」


「 男って、どこで?」


「 ぇ? 」


「 職場?」


「、 、 、、 ん、
    職場 も  」




「、 、 、 、、、」



     おい

   
         それ



   予想 外 

     なんですけど 



「でも、、 〜っ
 タクミ君が、 今日も
   したくないなら  」


「、、、。別に。
 、、、、、
  しないとは、言ってないけど?」


   いや 

  いやいや 全然


   焦る事 ないって


  ちづちゃんが 
      浮気なんて  

 するはずないじゃん

  こんな 
      嘘も下手で

   
   出来る訳 ない



「、ぇ? 」  


「、 、 、、、。」 


タクミは、布団に1度座り
ズボンを脱ぐ。

黒いトレーナーは脱がず、
下は、トランクス姿のタクミは
ちづるのズボンを脱がした。

小さな声で「上も、脱いで」
と言いながらパジャマを脱がせる。

パンツだけになったちづるの目が
タクミをじっと見る。

その目は、
セックスをしてくれる
という嬉しさに満ちている。

タクミはちづるに覆い被さり
ディープキスをして
いつものように身体を愛撫する。

丁寧に胸や太ももを撫でるが、
さっきの、ちづるの言葉が
頭から離れない。  


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