髪-3
ちづるは発情する。
少しだけ身体を丸めて
左手をパジャマの中に入れて
パンツの上からアソコを押さえる。
眉間に皺を寄せて
右手の拳を口に押しつけて
つらそうな顔をしてタクミを見る。
「 〜っ 、 んっ んっ」
「んふ、、
、、、。 苦しいの〜?」
また 我慢させれば
昼とか 会えない時間
頭ん中
俺の事ばっかになる な
「 ん、、 ぅ 〜っ 」
「はぁーーぃ、、、
落ち着いてーー、、、 」
タクミはちづるの背中をさする。
しかし、ちづるの
身体の熱は治まらない。
息が荒くなってゆく。
「〜っ 、 ふぅ 〜っ 」
耐えきれなくなり
ちづるはパンツの上から押さえていた
左手を、パンツの中に入れる。
ぬるりと中指をアソコに入れる。
快感が、全身を包み込む。
「 はぁ、、 ん んん 」
タクミを見ると勃起している。
何故、エッチをしてくれないのか
分からない。
拳を口に当てたまま、
タクミに訴える。
「 ぁ、 あたし、、、
もう 駄目 〜っ 」
「んーー? 何が? 」
「 変な事、、ばっか
考えちゃうし、、 〜っ 」
「 ふふ、、 ぇーー?
相変わらず、
ちづちゃんエッチーー 」
あーー 本当
こゆとこ 単純
「 だって、、 〜っ
頭の 中、、 そればっかに
なっちゃうの、、 はぁ
男の人 見てると
んっ だから、 」
「、 、 ん ? 」
ん ?
今
、 、 、、。
なんつった?
「タクミ君、、 ん
だから 今日は 」
「、、、男の 人? 」
「、 ぇ? 」
「、、今、言ったじゃん。
男の人見て、 変な事
考えちゃう って 。 」
「 ぁ、 。 ん、、 だから、」
「 男って、どこで?」
「 ぇ? 」
「 職場?」
「、 、 、、 ん、
職場 も 」
「、 、 、 、、、」
おい
それ
予想 外
なんですけど
「でも、、 〜っ
タクミ君が、 今日も
したくないなら 」
「、、、。別に。
、、、、、
しないとは、言ってないけど?」
いや
いやいや 全然
焦る事 ないって
ちづちゃんが
浮気なんて
するはずないじゃん
こんな
嘘も下手で
出来る訳 ない
「、ぇ? 」
「、 、 、、、。」
タクミは、布団に1度座り
ズボンを脱ぐ。
黒いトレーナーは脱がず、
下は、トランクス姿のタクミは
ちづるのズボンを脱がした。
小さな声で「上も、脱いで」
と言いながらパジャマを脱がせる。
パンツだけになったちづるの目が
タクミをじっと見る。
その目は、
セックスをしてくれる
という嬉しさに満ちている。
タクミはちづるに覆い被さり
ディープキスをして
いつものように身体を愛撫する。
丁寧に胸や太ももを撫でるが、
さっきの、ちづるの言葉が
頭から離れない。