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素肌のままで
【女性向け 官能小説】

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「何?海外と合コンって不満なん?」

なぜか!
なぜか!今日も2人で三浦さんとご飯を食べに来ているんですけど!

「これ、客先に行った時のお土産。企画の女の子たちで食べて。」

今日、三浦さんは私を迎えに来た時に御影山手ロールのロールケーキを
みんなに買って来てくれた。良く気がつく男ですこと。

「合コンは三浦さんが幹事なんでしょう?」
「そう。真実ちゃんが合コンしたいって言うから
一肌脱ごうとおもて。えぇオトコそろえるし」
「・・・・」

私、こんなことしている時間ないんですけど。

「何?」
じっとうらみがましく睨む私に爽やかに聞き返した。

「幹事よりいい男を連れてきた合コンを見たことがないです」
私のすねた発言に、大きな声で笑って

「なら俺が1番えぇオトコって事?」

全く。笑いながら、しれっとそんなこと言ったって騙されないんだからね!

「そうなるかもしれませんねっ!
それより!三浦さん女の子と2人でご飯を食べに行かなくて有名なんですって?」
「有名かどうかは知らんけど、行かへんなー」
「だったらもう私を誘わないでくださいよ」
「なんで?」

なんでって・・・

「誤解されると困りますから!」
「されたらええのに」
「・・・・」

「昨日の事、真剣に考えてくれた?」
「真剣になんか考えませんよ!」

絶対自分がカッコいいって自覚してる。
厄介なオトコ。

私は、美味しい料理を目の前にまた、ため息をついた。



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