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隣のお姉さんは、誰と
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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隣のお姉さんは、誰と-8

(あ、あれは……)
 隼人の脳裏に、昔の思い出が蘇った。
『いーち、にー、さーん……』
 ほんの小さな頃に、二人で向かい合って飛んだ、縄跳び。何度も引っかかる隼人に、美晴は
優しく微笑みながらタイミングを取るコツを教えてくれたものだ。
「ビニールはふんじばっても食い込みが悪くて興をそぐんだがな。跳び縄というならちゃんと
縄を使えというんだ、全く……よっと」
 ぶつぶつぼやきながら美晴を引っ立てると、岩倉は次の道具を手に取った。
(あ……)
 それもまた、隼人にはよく見覚えがある、一品。
 恐竜の形をした、三色セットのマグネット付きクリップだった。小学一年生の時に、初めて
もらったお小遣いを躊躇なくはたいて購入、美晴のお誕生会で渡した記憶がある。
「しっかり挟めるし、サイズもちょうどいいんだよ」
 美晴はそう言って今もこのクリップを重宝に使ってくれており、先日窓越しに見せてくれた
時には保育士の試験に関する大事な書類が挟まれていた。
「ひっひ、こいつはよく噛みつきそうだのお」
 岩倉は、未使用のまま大事にしまわれていた残り二つのクリップを両手に持つと、挟み口を
かちかち鳴らしながら美晴の乳首に向けた。
「ほぉれっ」
「ひ、ひぃっ! 痛いぃっ!」
 敏感な肉粒を潰された美晴が、痛みに悶えながらぶんぶんと首を横に振る。
「おお、いい声で鳴きよるな。だが、まだまだ」
 岩倉がさらにベッドへ手を伸ばした。
(あ、ああ……)
 隼人が、わなわなと唇を震わせる。
 今度はネックレスだった。三センチほどある色とりどりのプラスチック球が、安っぽい紐に
通されて等間隔にずらりと並んでいる。美晴にあげたのは確か小学四年生の時。恥ずかしいと
思いながらもまだ避けるには至らない、そんな時期のことであった。
「ふん、まあこれでいいか」
 岩倉が手近にあったハンドクリームを、球の部分にぐりぐりと塗ったくった。
「ガキのおもちゃが大人のおもちゃに早変わりってとこだな。きっひひ」
 下卑た声で笑うと、美晴の右腰に左腕を回して腰を持ち上げ、脇に抱えるような体勢で尻を
顔の前に運ぶ。
「え? あ、や、やぁっ!」
 何をされるか察した美晴が、悲痛な叫び声をあげた。


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