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詩織の【野外でヌード体験】
【女性向け 官能小説】

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一糸まとわぬ姿で-1


その夜の彼は優しかった。

一糸まとわぬ無防備な私を丁寧に扱ってくれた。

後戯。
乳房にそっと置かれる彼の手。

「あと、まだやっていないことは……」


無理だ。
野外露出なんて。
私は、初めて、“説得”された。

免許とりたての彼がレンタカーで私を運んできたのは、とある新興住宅地の奥にある、無人の神社だった。

夏の午後1時。快晴。平日だが、海水浴場はカラフルな水着で賑わっているはずだ。

私だって水着を着ていた。
下着がわりの青いビキニの上にブラウスとミニスカート。
白の上下だから、透けていないか確認した。

車を降りる前に服を脱ごうかと思ったが、勇気が出なかった。

とりあえず、“撮影会”ということで“説得”された私。

彼は指一本触れず、私が脱ぎたくなったら脱ぐ、というルールだ。


林を切り開いたような境内。
お祭りの日には、駐車場になるのだろう。舗装はしてないが、きれいな広場だった。

自然に歩いて、としか彼は指示しない。
拝殿の階段ではパンチラ風の構図になったが、彼は淡々と撮っていく。

脱ぐところは撮らないで、と言って、ビキニになったのは20分ぐらい経ってからだったろうか。

この夏の初水着は、林の中の神社かぁ。確かに記憶には残るだろう。

高校生の頃から、海ではビキニを見せていた。

スクール水着とどっちがいい?

彼に質問すると、かわいい“へそ”が見えるほうと言った。

へそフェチ?

そうかも、と彼は言った。

テレビで見た甲子園のチアのコスチュームがへそ出しスタイルだった時は、異常に興奮したという。

ふーん。
チアといえばパンチラだと思っていた私には新鮮な意見だった。
その直後、私はビキニを下ろして、お尻を披露したっけ。
正直に暴露してくれた彼へのご褒美のつもりだったのよね。



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