第3話 女教師の無残な醜態-11
「そんな・・何言ってるの?・・ダメよ・・」
「先生のせいなんだよな?」
辰己が口を挟んだ。「先生のせいで、ヤられたくてたまらなくなったんだよな。先生にあんな激しい、あんな恥ずかしい、あんなエロい姿を見せられたら、ヤられずには、いられないよな。」
「そんな・・」
自責の念が、弥生を襲った。自分のせいで、教え子が淫乱になってしまう。自分のせいで、教え子の純情が穢されてしまう。
「ねぇ、先生・・もう・・我慢できないよ。」
「あたしたちも・・気持ち良くなりたいよ。」
弥生の痴態を見たからだけでは無い。媚薬の効果と、レズやオナニーで何度も快感の味を知った事も、彼女達を狂わせていた。だが、最終決定打は、やはり弥生の姿だろう。特に失禁する姿。人前で尿を放つという究極的に破廉恥な姿を見た事は、少女達の理性を破壊するに十分だった。
性の快感が絶大な力を持つ事を、それには決して逆らえないのだという事を、抵抗しても無駄だという事を、屈してしまっても仕方無いのだという事を、彼女達に印象付けたのが、弥生の失禁だったのだ。快感の誘惑に抗《あらが》う意欲を、弥生の失禁を目撃した瞬間、少女達は喪失したのだった。
涌井は、己が男根を握り、それを激しく揺さぶって、鬼頭を弥生のヴァギナにこすりつけた。
「あぁ、あぁぁ、あぁあ」
自責の念や、教え子を守らなければという使命感も、その快感で見る見る薄れていく。
「生徒に、我慢しろと言うなら、お前も我慢しないとな。お前が、チンポを挿入したい誘惑に勝てないなら、生徒達が誘惑に負けるのも、見逃してやらないと。」
「ええ・・・?」
「お前が、チンポの挿入を諦《あきら》めるなら、教え子には手を出さないでいよう。だが、お前が俺のチンポを、お前のマンコに挿入させた瞬間、お前の教え子の、可愛い処女のマンコも、俺達が頂く事にする。お前が、挿入したい誘惑に負けたら、教え子が大事に守って来た処女は、奪われるんだ。」
弥生は、涌井に跨って腰を浮かせた状態だ。力を抜いて腰を落とせば、涌井のペニスをヴァギナに受け入れる事になる。鬼頭でクリトリスを摩擦され、力はみるみる抜けて行き、ヴァギナを犯されたい衝動は、弥生の中で激流となっている。
「え・ええ・・?・・そんな・・ああ・・あはぁ・・ああ」
涌井の鬼頭は、いっそう激しく、弥生のヴァギナを擦り上げる。分泌されて来た愛液で、ピチャピチャという音も、立て始めている。
「ああ・・あぁあ・・ああ」
ヴァギナから全身に向けて駆け抜ける快感は、その勢いを増すばかりだ。入れたい衝動が、全ての思考を漂白しつつある。唇を噛みしめ、眉間にしわを寄せ、弥生は必至で堪《こら》える。心中の激しい葛藤が、その瞳から垣間見える。
「ああぁあ・・あぁああぁああぁ・・あぁあぁあ・・」
入れた、欲しい、でも、耐えなければ、教え子の処女が。弥生は、必死で絶えた。
「あはぁあぁ・・あぁはぁあぁあ・・はぁあぁああぁ・・」
腰の力が抜ける。腰を落とせば、楽になれる。気持ち良くなれる。でも、堪えなければ、生徒の純情が。弥生は、必死で堪《こら》えた。
1分程も耐え続け、堪え続け、葛藤し続けただろうか。
一旦うつむき、目を閉じた弥生は、数秒後、顔を上げた。涙をいっぱいに貯めた瞳を、早苗に向け、瑞樹に向け、また早苗に向け、そして、震える声で言った。
「ごめんね。」
弥生は、敗北した。そして、己が快感の為に、生徒を売る事を、受け入れた。