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デュエット・ヌード
【女性向け 官能小説】

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ヌードモデルになれますか?-1


「何かいいバイトないかなぁ」

学生課の掲示板には、さまざまな短期/単発アルバイトの求人が貼ってある。
久しぶりにじっくり見ていたら、見知らぬ女子から声をかけられた。

裸になれるなら、いいバイトがあるよ、と言うのだが。

裸ぐらいじゃ、驚かない。

ヌードデッサンが必須のゼミもある。
モデルは、ゼミ生が脱ぐ場合もあれば、学内から公募する場合もある。プロを招くことは皆無だ。
学内公募と言っても、ゼミ生が友人に頼むのが普通で(だから費用をおさえられる)、完全にオープンではない。
私には、そういう友人がいないから、ヌードモデルの話は来ない……はずだった。

日曜画家の自宅アトリエに行って、ヌードになる、か。

女子学生の名前は百合子。

日曜画家とは母親だった。父親ではなかった。
中学生ぐらいから、百合子は毎週のように母のモデルをつとめていた。

最初は全裸ばかりだったが、
高校生からはレオタードになることもあり、かえって裸より恥ずかしかったりした。

いま一番恥ずかしいのは、アトリエでビキニの水着だという。

詩織、モデルの経験は?
と訊かれて、
中学生以来、と答えると、さすがに驚かれた。


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