ヌードモデルになれますか?-3
レズに目覚めそうだった。
百合子は私をアトリエの隅のベッドに寝かせた。
自分も横に寝る。
まずい雰囲気になってきた。
律子さんは、スケッチブックに鉛筆を走らせている。描いたばかりのヌード画を修正しているようで、つまり、裸のモデル達は放置状態というわけだ。
百合子は、私の非処女を口頭で確認すると、いきなり指を入れてきた。
濡れてなかったが、細い指はすんなり入った。
「ああっ、待って」
最初から、こんな処からほぐすなんて。
私は百合子の空いている方の手をつかむと、自分の右の乳房に当てた。
すると、百合子はためらいもなく、両手で私の乳首を責めてきた。
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ところが、母親によれば、百合子は処女だという。
私が逆に百合子の花芯を責めて、不本意に散らさないように、警告したつもりらしい。
こんなに積極的に裸身をからめてくるのに、処女?
百合子はノーコメント。
だから真偽はわからないが、一方的な責めが始まっているのは間違いなかった。
「ふぅん、う、うう」
ものの5分で、私の肌はくまなく百合子に征服された。
彼のペッティングと違うのは、舌を使わないことだった。
――見なければ、舐められない。
舌による刺激は、強烈な快感だが、見られる羞恥心を克服した結果でもあるのだ。
執拗に愛撫しあう、私と百合子。
百合子の未開の秘裂だけはだめだから、その分、他の部位への刺激を強めるようにつとめた。
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