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詩織の異常体験【乳首責め】
【女性向け 官能小説】

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詩織の異常体験【乳首責め】-2

鍼灸師が使う、本物の鍼(はり)だった。妹さんの商売道具に違いない。
大事そうにつまんで持って、私に見せる。


「ちょっと待って」

彼は無免許の素人だ。危険すぎる。
それに違法なんじゃ?

「何が?」

彼は、無造作に私のへその上に鍼を刺した。

「うっ」

いきなりで驚いたが、あまり痛くない。
顔を起こして見ると、長く細い鍼は、ごく浅く入っているように思えた。

「ね、こんな感じ」

Sだ。

縛られたこと、有り。逆さ吊りにされたこと、有り。

今までにされた、直接セックスとは結びつかないアブノーマル行為は、それくらいだったが、Sじゃなきゃやらない行為には間違いなかった。

ついに、針責め。

ドSと認定するしかない。


顔を起こして見ると、
今、彼は私の右の乳首を左手でつまみ上げている。
右手の鍼を水平に構えている。
乳首の根元にそろそろと近づく。

私は目を閉じ、頭を落とした。

チクリという痛みがきて、体組織を貫通する強い痛みに変わっていく。

「いたー!」
思わず叫んだ。

身を起こそうとして、手首に縄が食い込む。

それを彼が押さえつけた。

「もう終わった」


――乳首を貫く鍼を見て、私は気絶しそうだった。

幸い、彼はそこまでで満足した。

鍼が抜かれた。出血はなかった。
なお、左の乳房は免除された。

「もう」

彼は、大事な鍼をケースに戻している。
消毒、という言葉が浮かんだが、まあ大丈夫だろう。

彼は、そっと左乳首に触れた。
「もう痛くないわ」
先に言ってやる。

ほっとしたような彼に、
「でも、もう二度としないで」
と言った。

彼はうなずいて、ショーツの中に手を入れてきた。

濡れてないんだけど、とは、
さすがに言えなかった。

このあとは、

足だけ縄を解かれ、ショーツをずらされての、半拘束変態セックス、

縄をすべて解かれ、ついでにショーツも脱がされての、バックスタイル全裸セックスへとなだれ込んだ。



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