おばさんの秘密の想い出-3
すっごいキレイなヌードやってん。
ビーナスの彫刻みたいやってん。
アタシがお姉さんのヌードに見とれとったら、お姉さんがアタシに近寄って来て、
「キミ、キミもそんな服脱いでしまいなさいよ。太陽の光のもとではみんな裸にならなくちゃ!」
アタシ、そんな言葉をテレビで聞いとった気がする。
ママやパパの「オトナの雑誌」をこっそり読んだら、ヌーディストとか自然回帰派とかいう人の主張にそんな事が書いてあったような気がする。
アタシはお姉さんに服をみんな脱がされて、脱いだ服は金髪のひとが向こうへ持っていってしもた。
そやけどアタシは裸の恥ずかしさより、お姉さんの裸のキレイさにボ──ッとなってしもとった。
お姉さんがアタシの手をキュッと握った。
「いっしょに、あそこまで歩いていきましょ。」
前を見たら、金髪のひとがカメラをかまえてしゃがんどった。お姉さんが歩き出したから、アタシも歩いた。
歩きながらお姉さんはアタシに話しかけて来た。何年生なの?学校は楽しいの?夏休みはどうしてるの?……何て答えたのかは よう覚えてない。
お姉さんとアタシは、看板の裏のパイプに並んで腰かけた。
看板の裏側は陰になっとって、ちょっと涼しかった。
金髪のひとが、カメラを持ってアタシたちの近くに立ったら、お姉さんはアタシのおへその下にスッと手を伸ばして来た。
(あっ……)
アタシのオシッコの出る割れ目が、ごっつうくすぐったくなった。
「気持ち良い?」
お姉さんが聞いた。アタシがうなずいたらお姉さんは、
「こんな事、自分でしたことあるの?」
って聞いた。アタシは答えた。
「あります……。」
そうや、アタシは五歳くらいから自分のオシッコの出る割れ目を指でさわって、気持ち良くなる事をおぼえとったんや。
そやけど、ママにそれを見つかって血が出るほど手を叩かれたりして、さわる事が怖くなっとったんや。
お姉さんがアタシの前にしゃがんだ。そしていきなりアタシのオシッコの出る割れ目に舌をつけて来たんや。
ムチャムチャ気持ち良かった……そやけど、メチャメチャ恥ずかしかった。カメラが横からジージー音を立てながら、割れ目をなめるお姉さんの顔を撮っとったんやもん。でもアタシ恥ずかしさより、あんまり気持ちがええから黙って目をつぶって、お姉さんがもっと舌を動かしてくれるように脚を広げたりしたわ。