最終章 海女菩薩-36
豊満な女体は親分河童の目の前に曝け出された。
お良は諦め顔で親分河童と
視線を合せない様にしていた。
しかし、
親分河童はその肉体を見ながら思うのであった。
「見事な体だ、そして好い器量をしている。
優しく慈悲深い顔で極上な肉体を持つなんて
男泣かせの女だ。たしか、お良は海女だったな、
海女なら色黒く男みたいな感じの身体つきになるが、
お良は何て色っぽい、肌が白く、
ふくよかな体で海女とは思えない?
そして細腕は弱々しく肩から手先に掛け
白く滑々とした綺麗な肌だ。
餅肌の太腿から爪先まではしゃぶり付きたくなる様な
美肉でたまらん!
乳房と腰周りの柔肉ほど良く付いて美味しそうだ。
ほれ、ムッチリとした極上な体では
海女の着物では小さ過ぎ。
熟女の柔尻がはみ出て、
股間のふんどしの白さで見える陰毛の薄さ、
それに女陰の膨らみに陰核の突起には目が奪われる。
おや?着物でよく分からなかったが?
荒縄で身体が縛られているな。
ほーう、亀甲縛りか?さては艶蛸たちに縛られたな、
あいつ等はこういう嬲り方が好きか、
確かにお良の肉体を凌辱するには
性欲をそそるやり方じゃ、わしもその嬲り方で
今夜はお良と快楽の世界に浸ろうかの、」
お良は赤河童から親分河童の腕に抱きかかえられた。
その瞬間、親分河童の肉棒はそそり立ち、
興奮気味に河童達に命令した。
親分河童(みんな、お良と人質の太助が手に入ったぞ!
これから我らの住処に帰り、
これからはお良を毎日毎晩かけ恥辱、
凌辱で快楽と歓喜に生きるだけの女にして
我らの夜伽女房にするのだ。
さぁー船を出せ、艶蛸の島を後にするぞ!)
太助は斑河童に引きつられ船底に行こうとした時に
船板に張り付いている子蛸を見つけた。
その時に太助は思った。
きっと母を物にする為にこれからも
妖怪達の醜い争いが続く事を?
夕暮れ時の河童一族は住処に付いた。
お良は親分河童に抱き運ばれながら
景色を見渡せば艶蛸一族の島に似ている感じがした。
親分河童(お良よ、
この島にある洞窟が我らの住処じゃ、
ほら、この先に大きな洞穴があるだろう、
そこから入って一番奥にわしの寝所がある。
そこでお前はこれからわしら河童の夜伽の相手を
永久にするのだ。
お前に死なれては困るので人質の太助も
牢屋に監禁する事に成るだろう。
ただし、お前がわしら河童一族の女房と成り、
河童の性交から離れなくなる淫乱な女に成れば
太助を人間界に逃がすことも考えている。
もちろんお前には体力と精力が強い身体に成って
貰わなければならないから、
今から渡す果物を食せ、
これには妖力が掛かっていて滋養が多く含んでいるので
病気など絶対にならない、
そして若さと美貌も保つのじゃ、
これからは毎日一個食するのじゃ、
もし、お前が死ぬ様な事があれば太助も
無事には済まないだろう。)
と云いながらお良に果実を渡した。
お良(親分さん分かりました、
この果物を頂きます。
でも、
この果物は長老さんに頂いた物によく似ています。)
親分河童の太い腕に抱きかかえながら
お良は果物を食した。
お良(美味しく頂きました、ねぇ、
親分さん、先ほど云われた事ですけど、
私が河童一族の夜伽女房に成れば
太助を人間界に逃してやると言いましたね、
本当で御座いますか?)
親分河童(本当だとも!但し近いうちではない、
お良が俺たちから離れない様な
淫乱な女になった場合だ。
今の所はお良を信じる事は出来ない、
それに何時に艶蛸が
お前を奪いに来るか分からないからな、)
その様な話をしている間に寝所に着いた。
親分河童は付いて来た河童達に持ち場へ戻れと指示を出し、
お良を大きな椅子に座らせて
両手を天井から釣り下がった鎖で左右の手を束縛した。
お良(親分さん、これは何、
私は逃げも隠れもしませんから
身動き出来ない様にしなしで下さいまし、
お願いです、どうか優しく犯してください、
そうすれば快楽に身を任せ、
親分さんに気持ちの良い性交を導かせますから、)
親分河童(ククク、決めていた。
お良を始めて見た時にお前を
身動きできない様にしてから、
嫌がる顔の表情を色責めで
快楽に浸ってくる表情にして昇天させる。
それを思うと心が熱くなる。
さて、
この滑りのある水掻きの手で着物を少しずつ脱がせ、
柔肌の感触を味合って、
露わになっているお前の白い滑らかな素足を
爪先からムッチリとした太腿にかけて、
わしの厭らしい舌で嘗め回して股間にある
ふんどしに隠されたふっくらした女陰を嘗め、
熟した陰核を口の中でしゃぶり尽くし
お良がいきそうな表情をした時に
すかさず肉棒を膣に入れるのだ。
そしてわしは椅子に座って
お前を抱きながら射精し捲り乳房を嘗め乳首に吸い付き、
乳汁を賞味して大きな尻を撫で回して
お良の肉体を満喫する事がわしの極楽なのだ。)
お良はその言葉を聞き思い出した。
「たしか、
艶蛸の親方も私を嬲るとき同じ事を言っていたわ、