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セカンドラブ
【女性向け 官能小説】

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「もう、あんな心配怖いのよ」

「俺との3年間の結婚生活を、失くしたい程後悔しているのかと思ったんだ」

「ううん。その逆。失くしたくないから戻りたかったの」

私は、恥ずかしくて祐一くんには内緒でやっていたブログを見せた。

「私のブログを見ても幸せだって分かってもらえると思う」
「しおり」

「私は復職しない。今のままで十分幸せ。
5年前の私に誇れるぐらい専業主婦が幸せだよ!
祐一くんの人生のサポートをするのが私にしかできない仕事だもん」
「しおり」

乱暴なぐらいのキスをされて。

キスの合間に、せわしなく私の名前を呼ぶ。

「しおり。・・・・しおり」

ここ数日、池田と呼んでいた分を取り戻すかのように
私の名前を連呼する。

祐一くんはスーツの上着をそのままソファーに投げかけて
私を抱き上げて寝室まで運んだ。

ベッドの上で、ゆっくりとキスをする。
2人の脱ぎ捨てられた洋服がベッドの周りに散らばった。

下着を付けたままの身体中にこれでもかとキスを繰り返す。

「ゆう、いちく・・・ん」
「愛してるよ」

久しぶりに言われたその言葉は、全ての記憶の中で1番嬉しい。

「私も。私も愛してる」

そう答えた私の言葉に嬉しそうに笑って、
見慣れた手つきで、私の選んだフレームのメガネを外した。




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