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セカンドラブ
【女性向け 官能小説】

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-1


朝起きたら、主任は会社に行った後で。
「何か困ったことがあったら、すぐに電話して」と
携帯の番号が書いてあった。

自分の携帯を調べると、一昨日までの毎日夜に
主任の電話番号から電話がかかってきていた。
「帰るコール?」
主任、マメなんだ・・・

その表示から主任をなんて呼んでいたのか分かった。

「祐一くん・・・」

主任の事、くん付け?
げげ!私、何様よ!
って・・・夫婦なんだからおっけーか?

しばらく、自分のであろう携帯をじっと見つめる。

祐一くん、ゆういちくん、ユウイチクン。

何回呼んでもしっくりこない。

昨日、10時までは起きていた記憶がある。
って事は主任が帰って来たのは明らかにそれより遅いはず。

やっぱり、5年後も相当忙しいんだ。

5年前、村上物産の件で主任のあまりにもハードワークにビックリした。
この人寝てる?
そう思わせるほどのスピードで仕事を処理して行く。

うちの会社は、割と皆仕事中毒な人が多いけど。
それでも主任の忙しさは尋常じゃなくて
その食事が気になった。

ここ1週間の帰るコールの時間も10時前はない。




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