投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

人類ポニーガール化計画の最初へ 人類ポニーガール化計画 65 人類ポニーガール化計画 67 人類ポニーガール化計画の最後へ

第14話『一般人格付けチェック』-3

 ガラガラガラ。 ステージに【A】と【B】の文字が大書された2つの箱が運び込まれた。 箱は2つとも下半分がガラス張りになっていて、どちらも一糸まとわぬ下半身が覘いている。 体毛は綺麗に剃ってあり、どちらの肌も爪先から股下までツルっと滑らかに仕上げてあった。 両方の足は、共に踵を浮かせて爪先で立ち、ピクリとも動かずジッとしている。

『第一問は『足踏み』です。 片方は、超一流、入隊依頼で成績優秀表彰を3度も受けたベテラン軍馬さんです。 今日は特別に『裸馬』にあわせ、靴を脱いで素足を見せてくれました。 もう片方は、先月『裸馬』になったばかりで、それまでは教職についていたそうですよ。 これから2頭に『足踏み』を見せてもらうわけですが、一流の市民なら、一目で違いを見抜けますよね。 どちらが正規の軍馬さんの足踏みか、シカと見抜いていただきましょう』

 司会者が紹介を終えるなり、タンッタンッタンッ、箱の中で2頭が足踏みを始める。 どちらも筋肉質で、キビキビした動きの足だ。 ただしよくよく観察すると、腿の高さ、踵の位置、足踏みのリズム、足踏みの歩幅、どれも微妙に違っている。 【A】は機械のように同じリズムで全く同じ動作を繰り返す一方、【B】は微妙にリズムが変わる。 しなやかな爪先は、まるで軽やかな音楽にのって足踏みを愉しんでいるかのようだった。 1分間足踏みを鑑賞したところで、箱に覆いが被せられる。 司会者に促され、出演者たちは自分が正解と思う文字を書いた部屋へ移動した。 【A】の部屋には2人。 【B】の部屋には8人。 人数が多いことに安心したのか、【B】部屋からはポツポツ話し声がする。 一方【A】は静まり返って人がいないかのようだ。 ここで、司会者が正解の部屋に赴き、勢いよくドアを開ける。 司会者が向かったのは、【A】の部屋。 2人ぽっちで身を縮こまらせていた2人は、司会者の来訪を跳びあがって喜ぶ。 一方【B】部屋の面々はショックで頭を抱えていた。  

 【A】、【B】両部屋から出演者が雛壇に戻ってくる。 正答した2人を除き、【B】部屋にいた8名の席には『拡瞼器(かくがんき)』が置かれてあった。 網膜を検査する際に瞬きをしないよう、瞼を開いて固定する器具だ。 司会者から『軍馬と裸馬の違いも見抜けないなんて、節穴な目をしたみなさんに相応しい道具ですよ。 しっかり目を拡げて、二流一般人な自分を自覚しましょう』と言われ、しぶしぶ瞼にセットする。 不自然に拡がった眼孔は、瞬きしようにも瞬(しばた)くことが許されない。 装着した8人揃って、うっすら涙を滲ませていた。

 続いて、先ほどの箱から覆いがとれる。 箱には小さな小窓が開いていて、中から2頭のお尻が覗いていた。 どちらも浅黒く引き締まったお尻だったが、明らかに一方が筋肉質で、ハリでも艶でも、もう一方を上回る。 スタイルが抜群な方が言うまでもなく正規軍馬のお尻だった。 2頭とも、グイッとお尻を割り広げ、箱からお尻だけ外へつきだし、隠れた菊門を顕わにする。 

『第2問は『薫り』です。 燕麦とウマゴヤシのみの生活で清められた軍馬のオケツと、つい最近まで小麦や米粉を口にしていた裸馬では、オケツの匂いは全然違います。 軍馬通のみなさんでしたら、当然匂いを嗅げば、どちらが本物の軍馬かお分かりいただけるはずですねぇ』

 出演者たちにアイマスクが配られた。 アイマスクは、目の部分に『◎』と『*』をあしらった恥ずかしい『オマンコマーク』付きだ。 目を封じられた出演者の首輪を司会者が掴み、顔を2頭のお尻へもってゆく。 最初は【A】で、次が【B】だ。 肛門の間近に鼻づらを寄せ、クンカクンカ、肛門から漏れる腐臭を嗅がされる出演者。 とはいえちゃんと匂いを嗅いで判断しようという意図からか、匂いを嗅ぐ方も真剣だった。 力いっぱい鼻から空気を吸いこんでおいて、鼻から吐く。 2頭とも鼻息で肛門を擽られるたび、くすぐったそうにお尻を揺らした。 【A】はお尻をピクピク揺らし、【B】はお尻をフルフルと揺らす。 

 この後の流れは『足踏み』と同様だった。 出演者は【A】と【B】の部屋に分かれ、正解の部屋を司会者が訪れる。 正解は【A】。 正解の部屋は歓声に包まれ、もう一方は言葉も出ない。 奇しくも結果は最初と同じで、先ほど正解した2人は連続正解、残り8名は連続不正解となった。 

 雛壇に戻った8名を待っていたのは『鼻ボール』。 中型ビー玉サイズの吸水ポリマー製ボールで、鼻の穴につめると水気を吸って膨らんで、鼻の穴が拡がりきった状態で固定される。 吊りあげて卑しさを全面にだす鼻フックとは違い、不細工さ、下品さを強調する顔面変形矯正具だ。 『軍馬さんの香りの良さが分からないなら、匂いを嗅ぐ必要なんてありませんもんね。 3流のみなさんに嗅がれるモノこそ不幸ということで……。 そうやって鼻の穴を拡げても何も匂わないでしょ。 息さえできればいいんなら、口をポケーッと開けて、ハァハァ吸うのがお似合いよ』 司会者に笑われるのを待たず、鼻ボールで鼻孔を封じられた出演者たちは、口で荒い息遣いをする。 鼻ボールが膨らむ熱で鼻が熱いし、鼻孔が圧迫されて喉まで狭まるしで、口で呼吸するにしても息自体が大変なためだ。 司会者の思惑から外れるべく息を整えようとしても、鼻の奥に伸びてくる『鼻ボール』で鼻孔が擽られ、ハッハッ、ハッハッ、どうしても犬のような息遣いになる。 



人類ポニーガール化計画の最初へ 人類ポニーガール化計画 65 人類ポニーガール化計画 67 人類ポニーガール化計画の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前