イケナイ課外授業-7
「さて、クリトリスだが、どこにあるのかわかるよな?」
「もちろん、コレっすよね?」
「ひああっ!!」
飛坂が人差し指で割り開いた陰裂の上部に位置する、ピンクの突起をチョンと弾くと、友美は身体を思いっきり反らした。
「正解だ。女の代表的な性感帯と言われてるクリトリスだが、AVみたいに激しく刺激する必要は全くないんだ」
「オレ、こないだ強くし過ぎたかも」
「それじゃあダメなんだ。とにかく優しく触ってやること。こんな風にな」
芦屋はそう言いながら、友美を支えていた腕をそのまま脚の間に伸ばした。
「ああっ……ダメッ……あんっ!!」
彼の男らしい骨太な指は、溢れんばかりの蜜壷に一旦埋められ、その淫蜜を絡め取ってから優しくクリトリスを撫で始めた。
愛液で滑りが良くなった指での愛撫は腰からジンジン痺れてくる。
「触れるか触れないかくらいの強さでいいんだ。とにかく優しく円を描いて見たり、撫でて見たりすると……」
「あっ、あんっ……ああっ……」
「見ろ、相馬の顔。すっかりよがって色っぽくなるだろう?」
飛坂の視線が自分の顔に向いた。
友美は恥じらいを感じつつも、芦屋が施す強烈な快感に、メスの顔を晒してしまっていた。
「すげえ……超エロい顔してる……」
飛坂は友美のよがる顔をまじまじと眺めながら、舌舐めずりをした。
ギラつく瞳にいつもの爽やかさなんてまるでない、獣じみたオスの顔。
友美はそんな飛坂を見てると、たまらなく劣情が込み上げてくる。
「あ……ん、飛坂……」
「ん?」
「み、見られるだけじゃイヤ……。飛坂も、あたしに触って……」
もはや、友美に理性なんてわずかも残っていなかった。
誰もいない学校の片隅で、二人の男に裸を隅々まで見られ、焦らされるような愛撫を与えられ。
「お願い……二人でもっと、もっとあたしにいやらしいことをして下さい……」
「聞いたか、飛坂。相馬のご指名だぞ」
「……はい」
友美はついに、快楽に堕ちることを選んでしまったのだ。
芦屋はその薄い唇を微かに上がる。
「それじゃあ、実践に入るか」
芦屋と視線を合わせ、うなづく飛坂。
その一方で友美はゴクリと生唾を飲み込んだ。
この二人は、どんな快楽をあたしに与えてくれるのだろう、そんな期待を胸に秘めながら。