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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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幸せな未来図-1

「なぁ、進路希望どうする?」
「そりゃー医療大学に、お前は?」
「教育大だよ。」
「あーそうか子供の頃からの夢だったもんな、けど合格率低いって。」
「でも!必ず受かって見せる。」

この時期になると廊下ではそのような会話が飛び交う、それは私達とで例外ではない。

「風馬君はどうするの、将来。」
「若葉ちゃんのお婿さん、もそうだけどデザイン関係かなー。」
「でも絵にはそんなに興味ないって。」
「そうだけど美術部で活動している内にどんどん楽しくなってきて。」
「ふふ良いね、仕事も楽しくないと。」
「でも安心して絵も君も両立していくつもり「私ト絵ドッチガ大事ナノ!?」みたいな事言わせないからね♪」
「…何でそこだけカタカナなのよ、はいはい分かってるからー。」
「こうして見るとバカップルに見えるね。」
「うん、巴ちゃんもその話題に触れると何か様子が変なの。」
「チョコどうしようかなーとか?」
「そういやもうじきだもんね、バレンタイン。」

あぁ、今からワクワクしていきた。

「それはそうと若葉ちゃんはどうするの進路。」
「うーん、色々考えたけど思い切ってアレにしようかと。」
「?アレって、まさか…。」



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