オマケ@卑猥な画像の事後処理-2
「体の大きい潤くんだと、毎日3回はしてるはずよ。いいオカズがあれば5回はヌくと思うわ」
真奈美は、自分とセックスする時の潤の回数から数を割り出した。
「そ、そうなの?」
真希は潤をチラチラと見て聞いたが、まともに目が合わせられなかった。
潤の方も、否定ができない自分が恥ずかしかった。
「あっ、だからお母さんは潤くんにエッチな画像を送ってたのね」
ふと、何かに得心した真希は、明るい表情で真奈美に向き直った。
「えっ?どういう意味?」
何のことかわからない真奈美は、キョトンとした。
「潤くんを一人エッチでたっぷりヌかさせて、犯される回数を減らそうとしたんでしょ」
あっ、と真奈美は思った。
「じ、実はそうなのよ。画像を送るようになってから、潤くんに犯される回数も減ったのよ」
自分にとって都合のいい真希の解釈に、真奈美は乗っかることにした。
(うふふ、でもね、それは男性経験が少ない故の浅はかな考え方ね)
潤のような若さがあれば、幾ら自分でヌこうが、生の女体を前にすれば幾らでも回数をこなすことを、真奈美は実体験として理解していた。
「やっぱりそうだったんだ…。ごめんなさい。そんな努力してたのに、淫乱だなんて言って酷いことを…」
まだ、赤みの取れない真奈美の胸を見て、真希は落ち込んだ。
「うふふ、いいのよ(淫乱なんだから)。ほら、もう全然痛くないから大丈夫よ」
真奈美は真希が視線を向ける乳首を軽く摘まんだ。むず痒い痛みが走ったが、それが快感になっていた。
(このプレイを夫に提案すれば、夜の生活も満足できそうだわ)
真奈美にとっては、真希が新しい自分を見出だしてくれたことに感謝していた。が、それよりも今は潤の画像のことだ。
「だからそうねえ。潤くんには自分で一杯ヌいて貰うために、今までの画像は全部残しましょう」
真希の負い目につけ込んで、真奈美はこれ幸いとそう提案した。
「えっ?ぜ、全部…。お尻の穴が写ってるやつも?それよりもお母さんや他の女が写ってるやつもなの?」
潤のスマートフォンには、真奈美以外にも智子から送られてくる画像もあった。また、潤自身が乱交の時に撮った女子高生や女子大生、水商売っぽい女も何人か写っていた。
「そうよ。それでも毎日のことを思えば足らないかな」
「イヤよ!絶対にイヤ!潤くんが他の女の裸でそんなことするなんて我慢できない!」
酸いも甘いも知らない14歳には仕方がなかった。
「じゃあどうするの?せっかく潤くんが更生しようとしてるのに」
「とにかくイヤなの」
これから愛を育もうとしている相手だ。その相手が他の女の裸体に興味を向けるのは我慢できるはずはなかった。
「じゃあ決まりね。真希が足らない分を補填しないとね」
「へっ?補填って?」
ニヤリと笑った真奈美の笑みに、真希は嫌な予感がした。
呆けた真希の手からスマートフォンを奪うと、真奈美はそれを潤に手渡した。
「さあ、潤くん。真希の公認よ。エッチな画像、一杯撮ってあげて」
「え―――――――!」
驚いた真希は胸と股間を手で隠した。恋からやり直せると確信した時に、直ぐに服を着ておけばよかったと、今さらながらに後悔した。
「隠さないの!じゃあ、潤くんが他の女の画像でヌいてもいいの?それとも、潤くんが他の女を襲ってもいいの?」
「どっちもやだ!」
真希が駄々っ子のように拗ねて言った。
「いい加減にしなさい!あたしはあなたをそんな子に育てた覚えはありません。何を隠したか、お母さんに見せなさい!」
ホンのしばらく前、真希に折檻されて子供のように号泣していた真奈美はどこにも居なかった。
真奈美は自分のこととなると優柔不断だったが、面倒見のいい性格は、他者のためならその性格は一変する傾向にあった。潤のためという思いで、真奈美から威厳が満ち溢れていた。真希はその迫力にタジタジとなった。