母から娘へのフェラチオ講座-6
その卑猥な光景に、潤の射精感は一気に高まった。
「あの顔を見て。もう我慢の限界が近づいてる顔よ。覚えときなさい。男があんな顔をしたら、後はひたすら扱きながら、顔を前後に動かすのよ。あっ、強く握り過ぎたり、歯を当てたらだめよ」
真希は真奈美の助言通り、潤の肉棒を咥えたまま、激しく頭を前後に動かした。
「ダ、ダメだっ、で、出るよっ…あうううっ、ううっ、うう」
潤の体と咥えた肉棒が連動してビクッと震えた瞬間、生暖かいモノが勢いよく口の中に放たれた。幸運にも位置と角度がよくて喉の直撃は免れたが、次々と大量に放たれる液体のその生臭さに、真希は顔をしかめた。数回続いた脈動が終わると真希は潤の肉棒を口から離した。真希が手の平を皿にして、その中に口の中の精液を吐き出す仕草をしたので、真奈美はストップをかけた。
「出したらダメ!」
「はんれ?(なんで?)」
口内に溜まった大量の精液を溢さないように、やや顔を上向きにして口を開いて、真希は疑問を口にした。
「男の人はね。女の口に出した時は、その成果を見たがるものなのよ」
「ほうはほ(そうなの)」
真希は目を丸くした。
「そうよ。あっ、ほら、潤くんが真希の成果を撮影するよ。スマホに向かって口をあーんして」
「はーあ(あーん)」
初めてのことばかりなので、真希は真奈美の指示のまま、潤の構えるスマートフォンに、精液がたっぷりと溜まった口を向けた。生臭さが鼻につき、そろそろ我慢ができなくなってきたから、その行為に対して疑問を持つ余裕がなかった。
「それとね、この時の注意点はね、うっとりとした表情になること。ほら、好きな人におまんこ舐められた時の顔よ。それを想像して」
(またエッチな言葉使ってるし。それに何よ、その例えは?)
真希は心の中で愚痴りながらも、それを素直に想像した。すると浮かんでくるのはさっきと同じ顔だった。
ハッとした真希は、頭に浮かんだ最低な顔を振り払おうとして、口内の精液を溢さないように気をつけながら首を小刻みにプルプル振った。
その拍子にタプタプと口内で翻弄された精液が口から溢れ出した。それが顎から首筋に伝って真希の表情を淫猥にさせる効果を及ぼした。
真希は、これ以上その顔を思い浮かべないように、スマートフォンを持つ潤の顔を見ないように心掛けた。その代わりにとして、自身で割れ目を弄ることで表情をトロンとさせた。
「いいわね。エッチな顔に撮れてる。これは永久保存版にできそうね」
真奈美が潤のスマートフォンに浮かぶ娘の卑猥な画像を覗き込みながら言った。
(永久保存版?何のこと?てか、そもそも何でそんなの撮られなきゃいけないのよ)
今さらながらに気づいた。