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夏休み朝とたそがれ
【ロリ 官能小説】

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見つけたものが、呼び覚ました-1

「ラジオ体操って、高齢者のイベントなのね。」

6年の夏休み、私とナツノちゃんはラジオ体操の係になった。
団地の広場に机を出してラジオを置いて、やってくる人達にスタンプを押して、そしてみんなの前で体操して……

あと片づけのあとは、二人でしばらく団地裏の小さな雑木林を散歩した。私達が住む団地ができる前の姿をとどめてる場所らしい。
その朝、私は雑草の茂みの中に変なものを見つけた。

それはストーンをびっしりちりばめた、いかにもギャル好みの小さなケースだった。
ナツノちゃんが開いてみた。

ナ「タバコが入ってるわ。それとライターも。」
私「落としたのかしら。それとも、隠したの……」

私の言葉が終わらないうちに、ナツノちゃんはタバコを一本取りだして、パチンとライターで火をつけた。
ふ〜っ と煙を唇から吹き出す。

(ナツノちゃん、タバコ吸うんだ。すごい……)

でもナツノちゃんは、火をつけたタバコを持ってジッと見つめてる。

私「ナツノちゃん、どうしたの?」
ナ「私、この煙のニオイが好きなの。」
私「ダメでしょ。それ、副流煙とかいってヤバい煙なんじゃないの?」
ナ「そう。わかってるんだけどね……」

ナツノちゃんは、私の耳もとでささやいた。

「この煙のニオイかぐと、エッチな事をおもいだすんだ。」


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