飯塚涼子-1
本当は嫌なのだが始まってしまうと快感に負けてしまう
「本当にこんな女いるんだな、飯塚さん本当に人妻か?」
「正真正銘の人妻ですよ、ただ」
飯塚が涼子との関係を話す
花嫁衣装にすり替えた指輪、飯塚の精液に
つけこまれた本当の指輪
男たちはその話に興奮し激しく涼子を抱いた
「おたくの奥さんもこんなことしてるかも知れませんよ」
「冗談やめてくれ、そんな嫁なら即離婚だ、家から叩き出してやる」
男たちの言葉は涼子にとって辛かった
(私だって好きでしてない、家庭を守るためにいうことを聞くうちに抜け出せなくなっていた
最初は被害者だったはずなのに
泣きながら与えられる快感に喘ぎ声をあげていた
夕方、飯塚の車でホテルを出る夕食の買い物を済ませマンションに戻る
日頃取り替えてある表札を元に戻す
「ごめんなさいあなた、2日間だけ許してください」
「涼子、あの男と退屈なSEXを必ずするんだぞ」
「はい」
「涼子、複数姦は本当は苦手だろう?」
「イヤです」
「やめてやるよ」
「えっ?」
「お前の秘密を多くの奴が知るとリスクがあるからな」
毎回違う複数姦で涼子は50人を超える男を経験させられていた
「有難うございます、これからもあなたの妻として尽くします」
自分の言葉が狂っている事もわからなくなっていた
熱い口づけを交わし田辺涼子に戻っていった夕食の支度を終え順一の帰りを待つ涼子に
彩香から電話が入った
「今日、家に遊びに行くから私の食事も準備してね」
順一は彩香は涼子の友人だと思っている
その彩香の誘惑に負け一度だけ関係を持った
その事は涼子も彩香から聞かされた
「あなたのいる場所でどこまでできるか楽しみだわ、もちろん気づかないふりするのよ」
彩香が何の目的でこの家にやってくるのかわかった上で、目の前で実行される
その心境はたまらないものがあった
やがて順一が帰宅する、テーブルに準備された3人分の食事を見ると
「誰かお客さん?」
「彩香が来るの、この前のお礼がしたいんだって」
「あっそう、たいしたことしてないけどな」
そういう順一の表情は明らかに動揺していた
関係を持った女性が来るのだからその反応は当然だった
タイミングよく彩香も到着する
順一を中心に涼子と彩香が向かい合うように座る
「この前はお世話になりました」
「いや気にしなくてもいいよ」
何気ない会話をしながら彩香は太ももを順一の脚に絡めている
彩香が意味ありげに涼子に微笑みかける
何が起こっているのかは聞かされている
涼子はさりげなくキッチンに向かう
彩香はスマホでメッセージを送信した
「「トイレに入って、ドアの前でキスするから」」
涼子は黙って従った
「順一さん、彩香がトイレに入ったみたい来て」
ドアを隔てた場所で口づけを交わす
涼子がペーパーを引っ張る音をたてる
2人はテーブルに戻る
何事も無かったように雑談を始める
それ以降目を盗んでは唇を合わせた
「「飯塚さんの話に合わせること」」
スマホにメッセージが着信した
食事も終わった頃、チャイムがなった
「田辺さんこんな時間に申し訳有りませんが今から30分ほどマンション管理の話し合いをするので事務所の方に来ていただけますか?彩香がヘタクソ旦那とヤりたいそうだ」
涼子はリビングに戻りそのことを告げた
「仕方ないな」
涼子に応じた順一の表情は何かを期待する表情になっていた
涼子は事務所ではなく、隣の家に入った
リビングに座るとコーヒーを出された
並んで座る飯塚にもたれかかった
「あなた・・・・」
自宅で行われようとしていることを考えると飯塚に甘えたかった
「何があっても気がつかないふりをするんだぞ、田辺涼子でいることが一番幸せなんだ」
もっともなことだった
「俺たちがしていることは度が過ぎた遊びだ」
30分後、涼子は家に戻った入れ替わるように彩香は田辺家を後にした
リビングで何事も無かった様にTVを見る順一は後ろめたさがあるのかTVに夢中なのか涼子の方を見ない。
家の中の雰囲気だけがお互いの秘密を知っているような重い空気が漂っていた
ついさっき彩香に渡されたスキンには大量の精液が入っている
「この量なら赴任先では遊んでないみたいね、奥さんの事大切に思っているからかしら?それとも私が遊ばないでってお願いしているからかしら?」
実際にどれぐらいの頻度で順一と会っているのか涼子は知らない
「明日もここ使うからどこかで時間潰してね」
彩香との会話が蘇る、明日の順一の行動も、そしてこれからの夫婦の営みも彩香が考えた通りに進む、それを知っていて演技をする
「浩二さんに仕込まれた事なんか使ったらダメよ、初対面の男にはSEX好きな人妻で良いけどご主人の前では何もしなくていいから
夫婦のSEXは退屈なものでいいのよ、あんなに下手くそで早漏なんだから涼子も本当は抱かれたくないんでしょう?」
隣人の2人によって夫婦には溝が出来つつあったそれはW不倫とは違い家庭をコントロールされている感覚だった