二人の巨根、それはペットボトル並み……-1
中年の大男ムトゥに中出しされた三夏は、放心状態だ。
そこに、二人の若い大男が幾つかのマットを持って現れた。
広い中央のスペースに彼らは何枚ものマットを丁寧に並べて敷いた。
ムトゥは三夏をそのマットの上に丁寧に寝かせ、バスタオルをかけてあげる。
三夏は、ヒック……ヒック……とまだ泣いているようだ。
下半身丸出しのムトゥは、缶コーヒー二つ分くらいの大きなペニスをまだ勃起させている。
(あ、あんなのに犯されたんだ……、三夏ちゃんは……)
幸江が唾をゴクリと飲み込む。
「キャッ!」
その時、幸江が声を上げた。
ふらふらと近づいてきたマサカズが、幸江の胸を後ろから揉み始めたのだ。
「な、なにするのっ! やめてっ!」
幸江が叫ぶが、マサカズは無言で揉み続けている。
はぁ、はぁと荒い息遣いだけが、幸江の耳に聞こえて来る。
電気ショックを受けたマサカズの股間は、赤くなりながらも完全に勃起している。
目の前で繰り広げられる乱交ショーに、マサカズはもう理性を失っていた。
文華は、石田とタカヒロに中出しされた。
三夏は、中年スキンヘッドの大男ムトゥに中出しされた。
そして、石田は二人目、彩子に生で挿れている。
美来は山田に生で挿れられている。
広い部屋の中で、二人の女性が犯されてグッタリしており、二人の女性がセックス中だ。
この状況の中で、一人だけ無事だった幸江が犯されない訳はない。
(嗚呼、完全に……、完全に……犯(や)られちゃう……)
幸江はもう諦めていた。
でも、最初に「鉄のブラジャー」で一緒に舞台に上がった大人しそうな好青年のマサカズに、幸江は少し好意を抱いていた。
(でも……、彼は優しそう……)
熟女になっても乙女なのだ。
しかし、そんな幸江の表情をヴァギ奈は見逃さなかった。
(ワタクシが欲しいのは、羞恥なの……、恥辱なの……、そんな女の子っぽい表情なんて、萌えないわ)
「タクゥ! この猿をそっちに持ってって!」
茶髪の大男タクは、全裸のマサカズを軽々と持ち上げると、マットのほうに連れて行った。
「えっ!? えっ!?」
持ち上げられたマサカズの顔は恐怖に怯えている。
それはそうだ、彼はヴァギ奈から秘部にスタンガンを食らっている。