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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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助け合い-4

意気込んだからには様々な作戦を決行しようと目論んだけど、やっぱり私と巴ちゃんでそんな回りくどい事をする必要は一切無いと考え。

「巴ちゃん!」
「どうした、珍しいねアンタが私の家に直接くるなんて。」

鋭い眼光で巴ちゃんの顔を見つめ。そして彼女の手をぎゅと握り。

「お願いよ、巴ちゃん!」
「なっ、何がよ!」
「悩みがあるなら言ってよ!私達親友でしょ!」
「若葉…、勿論よ、でも私に悩み何て。」
「……。」

私は無言でジーと見つめ、白状させる。

「…わぁーかったわよ!あります、ありますよあの阿保チンパンの事で。」

やった!何処か快感を得た気がする。

「まさかあの程度であそこまで言われる何て。」
「うん!それで?」

恩返しは人に何か親切にされたり美味しい物を口にするとはまた別でとても楽しい。


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