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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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助け合い-5

「そうなんだ。」

初めて僕の方から一条君をラーメン店に誘った。

どうやら彼はスポーツトレーナーを目指す為、教育関係の大学に行こうと思いその事を恋人である伊吹さんに伝えたのだけれども。

「ふーん、行けば…って冷たいよねっ!?」
「でも店内は温かいよ。」
「いやーそっちの意味じゃ、むむむ。」

へへーん、いつもやられてるから仕返ししてみた♪店主がもくもくと麺のお湯を切っていて、あまり客は来てないようだ。

「だからつい言っちゃったんだよ、このボス熊、他に好きな男でも出来たのか?って。」
「伊吹さんに限って浮気はないよ……いやあったか、でもあれは元はと言えば僕が仕組んだせいか…。」
「なした?ぶつぶつと。」
「いや、何でも!兎に角彼女が君を差し置いて浮気何かする訳ないじゃん。」
「どうかなー、今は女もよく浮気するから、「彼方が全然構ってくれないから!」だのぬかしてさぁー。」
「大丈夫だよ、一条君とっても良い人だもん、それは僕が証明するよ!」
「ふふ、嬉しい事を言ってくれるじゃないのー、けどそれを言った後巴激怒して。」
「そりゃー信用されてないと思って。」
「ボス熊はないだろう!せめてボス猿にしろよ!って怒鳴られて。」

…そこかいな、でも二人らしいな。

「にしても何であんな冷淡な反応なんだろう、恋人が大事な報告をするちゅーのに。」
「…きっとそれほど君が彼女にとって近い存在なんだよ。」
「巴…。」

ラーメンが出来上がり、ぼちぼち箸に手を伸ばし口にする事に。

「言われてみればそうかもねー。」
「そうだよ、今度お互いに謝罪した方が良いかもね。」
「ありがとね、相談に乗ってくれて。」
「いいさ、いっつも助けて貰ってるからその恩返しが出来たみたいで良かった。」

僕らの友情はこのラーメンのように暖かく優しいものなのだろう。

「これからも親友でいようね。」
「うん!」

彼が手放しで返答したな。

次回、50話に続く。


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