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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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助け合い-3

「そっかぁー一条君の方もなんだ。」
「伊吹さんの方も同じなんだね。」

薄暗い下校道、私たちはお互いの親友について語り合い。

「そうなのよ、いくら言っても打ち明けてくれないしー。」
「…きっと遠慮してるんだね。」
「でも私達ばっかり悩みを聞いて貰うのも悪いし。」
「悪い何て、向こうは好きで聞いてるんじゃない。」

それを聞いてずっと前巴ちゃんに「好きでやってるだけ♪」と聞かされた事思い出す。

「……それでも!親友なんだし、やっぱ力になりたいよ。」
「そうだね、僕も一条君から何度も元気を貰ったし。」

決まり!何とかして二人の悩みを聞き出そうじゃないか!


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