白いニット-4
ちづるは堪らなくなる。
泣きたくなる気持ちを
我慢しながら言う。
「服、脱いで、、 」
「 え?」
「私も、脱ぐから、、」
「、、。 ぁーー、昨日
脱がなかったから?」
「 ん、 、、 」
「? いいよ。
脱ごっか 」
2人は洋服と下着も脱いで
全裸になった。
ちづるは喉に痛みのような、
つかえのような物があるのを
自分で感じていた。
タクミに言いたい事を全部
言ったら、このつかえは
なくなるのだろうか、と、
考える。
しかし、言いたい言葉が
うまく出てこない。
横になっているちづるに対し
半身を起こし半分座っている
体勢のタクミが
自分の事を優しい目でじっと
見ている。
目が『次は何してほしい?』
と聞いているようで、
また泣きたくなる。
ちづるは両腕をタクミに
向かって真っ直ぐ伸ばす。
抱っこして、とすぐに伝わる。
「 〜っ 、 、」
どうして 私は
分からないの?
「 ん、はいはい。
抱っこねーー、、、。」
「 っ、 ん 、 」
タクミ君は
すぐ 私の事
分かってくれるのに
「よしよーーし、、、
って 。
ちづちゃん、ちから強ーい」
「 っ、 、 〜っ ふ 」
「、、、。 泣いてんの?」
「 〜っ ん、っ
泣いて ない 」
「 、、声で分かるんだけどー。
震えてるし。」
「 〜っ ふ ぅっ 」
「 次は?
なんでもしてあげるから。
泣かないでよ。」
「 〜っ ぅ っ 」
2人は抱き合ったまま見つめ合う。
ちづるは、
タクミにがっちり抱きついたまま
こう言った。
「〜っ 、、 いれて」
「 ぇっ? もう?」
「 、 、 ん っ 」
「 や。俺は大丈夫だけどー、、
ちづちゃんには まだ俺
少ししか してないし 」
タクミは話ながら
中指を1本ちづるの膣に入れる。
愛液が、何故かさっきよりも
多い事を確認してタクミが言う。
「 、、ぁーー。
大丈夫だわ
入るね ここ、、、。」
腰 撫でて
ちょっと抱き合っただけ
だよな ?
それで この
濡れ具合、、、
タクミは枕元のポーチから
コンドームを取りだして着けると、
ゆっくりとちづるの中に入れる。
ちづるは思わず吐息を漏らす。
ちづるの中が
タクミを待ち焦がれているような
動きをしている。
タクミは、ちづるの中の動き方を
感じると、
ほんの少し胸に焦りを感じた。
タクミも思わず吐息を漏らす。
「 、っはぁ、、、 」
ぁーーー、、、
なか が
また
〜っ 、、
や なんだって これ
長く
出来ない予感が
〜っ また 、
「ふぅ っ、、 んっ んっ」
ちづるが
タクミの肩を両腕でがっちり
抱きながら腰を振ろうとした。
タクミはそれをすぐに感じ取り
思わずちづるの腰骨を
両手で押さえつけた。
ちづるは、
動きたくて堪らない。
泣きながら親指をしゃぶり
タクミに目で訴える。
タクミは、
ちづるに動かれては
堪らない。
思わず言う。
「 動くのは、、 駄目 」
「ふぅっ んっ や 」
「 ぁ、、。
そういや さぁ、、」
「〜っ ? っ、、 」
「『あざとい』 調べた?」