次に餌食になるのは……、オマエだ!-3
M字開脚になった文華の脚を、カブはさらに広げて、全員に見せるように、ゆっくりと部屋を歩いた。
「い……、や……、やめ……て……」
文華は騒がず、ただ恥ずかしがって下を向く。
その脚はスラリとして美しかった。
痩せ過ぎていないため、その細い脚は少し肉が付き、それが太ももからヒップにかけてのラインを艶かしく表現している。
「ほんと……、綺麗な身体ね……、文華さん……。なにかスポーツをやっているのかしら……」
「あぁ……、やめて……、恥ずかしい……」
ヴァギ奈の質問には答えず、文華は顔を紅らめて下を向くばかりだ。
文華は綺麗だ。
身体も、顔も、とても綺麗だ。
女性としての魅力もある。
四十七歳、この年齢だけが文華のコンプレックスだ。
鍛えられるところは鍛えた、綺麗にすることが出来る部分は全部した、それでも年齢を隠せない場所はいくつもある。
社内でもとびきりの美女として若い頃から男性社員の憧れだった文華は、その美しい顔も、抜群のスタイルも、維持すればするほど、年齢という超えられない壁が高く感じるようになってきた。
(嗚呼ぁ、恥ずかしい、嫌だ……、若い三夏ちゃんの身体を比較されるのが嫌だ……)
綺麗に清掃された分娩台に脚を広げて座らせれ、文華へのお仕置きが始まる。
ヴァギ奈は、文華の開かれた股間の、恥骨の部分にあるタイツの生地に指をかけると、一気にそれを引き裂いた。
「あぁっ……!」
吐息を漏らすように、文華が声を上げる。
薄い黄色の下着、レース部分が多く文華の恥骨部分が透けて見えるが、黒色ではなく、肌色だ。
「あらっ? 文華さん……、あなた……」
ヴァギ奈は文華の下着を腰の部分から引っ張って覗き込む。
「あらあらぁ……、パイパンねぇ……、これは……天然モノかしら?」
「だ……め……、みな……いで……」
かすれた声で懇願する。
「これは男子はラッキーね、こんな綺麗な熟女さんのパイパンおま○こが拝めるなんて、ね」
ヴァギ奈は棚の引き出しからハサミを取り出し、文華の目の前に見せつける。
「切るわよ……、いい?」
「あぁ……、だめ……、恥ずかしいから……、恥ずかしい……の……」
押し殺すような静かな声で文華はそう言うが、もちろんヴァギ奈はスルーする。
そして、優しく、ゆっくりとその刃を下着の中に入れていく。
二人の目の女性客の性器が、公開されようとしている。
(次は自分かも……)
幸江、彩子、美来の三人は、身動きのとれない状態で、ただ不安を増していくだけだ。
山奥の秘宝館、館内ツアーは次の犠牲者を生もうとしていた。
そう、もっともっと激しく、辱めるために、ツアーは進んでいくのだった。