次に餌食になるのは……、オマエだ!-2
石田は本心では文華の陵辱シーンが見てみたい。
でも、それを言って、文華に恨まれたくはない……。
石田は、ゆっくりと顔を文華と幸江のほうに向ける。
幸江は先ほどのショーでズボンが濡れてしまったため、下半身にバスタオルを巻きつけている。
ゴクリ……。
石田は唾を飲み込んだ。
文華も美人だが、幸江も美熟女である。
肉感的で、グラマラスなボディだろう。
文華は……。
両足を少し開いた状態で拘束されており、短いスカートから太ももの上部まで脚が見えている。
黒いタイツに包まれた細い脚は、筋肉の線が照明の光に浮かび出され、艶めかしい。
(あぁ……、あの魅力的な身体を、見てみたい……)
石田はそう思った。
(ど、どうせ、俺なんかが興味を持ったところで、あんな美人と何かあるわけがない……)
同じ位置に拘束されているタカヒロは三夏の股間を舐めた。
次は俺が文華の股間を舐める番だ……。
石田はそう考えた。
「ふ、文華さんがやればいい……、幸江さんはさっきやったし……」
「うっ……」
文華は声をあげて批判できない。
自分がやらなければ、幸江がやらされるのだ。
この時点で、二人はヴァギ奈の罠に嵌まってしまった。
そう、もともと二人が罰を受ける理由も、三夏が罰を受ける理由も、何にもないのだ。
全てはヴァギ奈が作ったルール。
今、ここにいる客全員が、ヴァギ奈に従わざるを得ない、そんな状況をヴァギ奈は作っていったのだ。
「あぁ……、やだ……、た、助けて……」
綺麗な顔の文華が、怯えた表情で呟く。
「嗚呼ぁ……、な、なんで……」
文華は騒ぎはしなかった。
いくら抵抗しても、ここでは何も解決しないことが分かっていたからだ。
「カブぅ……」
三夏を抱えて部屋を出て行った二人の大男のうち、坊主頭の男がヴァギ奈に呼ばれて戻って来た。
「三夏さんは大丈夫?」
「だ、大丈夫ですぅ、姉さま……。タクが介抱しています……」
「そう……、良かったわ……、じゃ、カブ、文華さんをお願い」
ヴァギ奈に命令され、カブは文華の手枷と足枷を外すと、手には手錠をはめる。
次に文華を背中から両足を持って抱き上げた。
「あぁ……、あぁぁぁ……」
文華は下を向きながら、ただ声を漏らす……。
文華の脚が大きく開かれ、短いスカートは役割を果たせずただの腰布となり、黒いタイツの奥に白っぽい下着が薄く透ける股間が丸見えになった。