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観客実演型秘宝館(強制参加させられた女たち)
【フェチ/マニア 官能小説】

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局部穴開き性教育用等身大パネル-2


「権利放棄の誓約書よ。この秘宝館の中において、あなた方は自らの権利を放棄し、ワタクシの奴隷となるの……わかる?」

「そ、そんなもの無効だ! なにが権利放棄だ! 聞いてないぞ!」

 部屋の中がざわつく。

「法的に有効よ……、まあでも……こんなものに頼ることはワタクシのポリシーではありませんけどね……」

「な、なによ……、権利放棄って……」

 三夏は不安顔になっている。

「山田もマサカズも、もう十分に正気が戻ってきたわね、さすがに元気は無いみたいだけどっ、ふふふ……」

 ヴァギ奈はそう言うと、ざわつく観客たちを無視し、正面のカーテンの中から、大きなパネル付きの椅子を引っ張って来た。
 その椅子は、産婦人科の分娩台のように、足を大きく開脚させて載せることが出来るようになっており、足を置く台には足枷が付いている。

 両足の間には大きなパネルがあり、そこには股を広げる女体が描かれている。

 しかし……、その女体の中心部、そう……女性の一番大事な部分は、くり抜かれている……。
 くり抜かれた穴の周りには幾つもの矢印が伸び、「大陰唇」、「小陰唇」や「陰核」、「膣」、「尿道口」という文字が描かれている。

 そう、これは性教育で使う女性器の解説図だ。
 しかし肝心の女性器の絵は無く、そこに穴が空いているのだ……。

「さあ、性教育を始めましょう! 秘宝館の館内ツアー第二幕は性教育からよっ!」

 そう言うと、ヴァギ奈は怯える三夏の傍にきて、優しくその髪をかき上げる。

「可愛いわねぇ、三夏さん……、これが……、あなたのお仕置きよ……。この性教育用のパネルを完成させるのよ……あなた自身でね」

 ヴァギ奈が三夏に何をさせようとしているのか、この場の全員が理解できた。
 もちろん、三夏も……。

「いやぁぁぁぁ! 絶対無理ぃぃぃぃ。ムリムリムリムリぃ! いやだよぉ〜、嘘でしょぉぉぉ?」

 抵抗する三夏に、ヴァギ奈の張り手がさく裂する。

 パシィィィン!

「キャッ!」

「いい加減にしなさい! あなたは罰を受けるのよっ! 覚悟なさい!」

 強めの口調でヴァギ奈が言う。

「嫌だしぃ……、覚悟とか無いしぃ……、まじ三夏なにも知らないしぃ……ヒックッ……」

 三夏は半べそをかいている……。
 それでもヴァギ奈はお構いなしで、準備を始める。

「タクとカブで三夏さんを押さえて、こっちの椅子へ拘束しましょう」

「嫌だぁ! 嫌だぁ!」

 激しく抵抗する三夏の後ろから羽交い絞めするような形でカブが抱え上げ、ヴァギ奈は三夏の足枷を外す。

「嫌よぉ! イヤイヤぁ〜」

 足をバタつかせて暴れる三夏のスカートを、ヴァギ奈は勢いよく取っ払ってしまった。

「キャッ!」

 一瞬、何が起こったのか理解できない三夏の両足を、タクがガッチリとその太い手で掴む。
 ヴァギ奈はパネルの中心部分、ちょうど女性器が丸見えになる空洞を小さな布で覆う。

 暴れる三夏をカブとタクが押さえつけ、分娩椅子に座らせ、手錠の付いた両腕を枕部分の後ろに回して固定し、腰の位置のベルトをギュッと締めて、ひとまず三夏の自由を完全に奪った。

「イヤイヤイヤイヤ、やだぁぁぁぁぁ!」


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