手で・・・-1
週末土曜日夜の事だった。
離婚したばかりの俺は、携帯電話で遊んでいた。
《露出友達募集 男です。》
こんなメッセージが画面に。露出か〜、しかも男同士で。
それまで全く興味の無かった、男の裸。
離婚時のゴタゴタで、雄二の心はボロボロでした。
露出自体は、嫌いでは無く、婚姻当時も、嫁に隠れて、河原や野山で、一人で全裸になり
オナニーした事も。
何と無く、返信。
(興味あります、男同士は初めてですが・・・)
このような返信をした記憶が。
《私は○○住です、近いですか?》
雄二は、住所を見てビックリ、車で行けば、10分程の距離です。
(車で行けば直ぐです)
《じゃあ、今夜、9時頃からやりませんか?》
時計を見ると、8時少し前です。
(OKです、どこへ行けば良い?)
《○○町のコンビニの駐車場へ来てください》
(解りました。じゃあ後ほど)
メールを打ち終えた雄二は、異常な位の興奮と後悔が心の中で、ぶつかり合います。
どうしよう、大丈夫か、どんな事するんだろう、ヤバい話じゃないだろうか。
次から次へと不安分子が雄二の心へ。
でも、興味は有る、少しくらいなら・・・。
時間を見ると20分前、車のエンジンを掛け、現地に。
到着したら、メールが有りました。
《今、着た白い車の、88−××ですか?》
(そうです。)
雄二の斜め前の車から、一人の男が出て来ました。
ホッと一息です、大人しそうで優し気な青年でした。
(初めまして、雄二です)
《初めまして、誠と言います》
《今から行きますか?》
(近いの?)
《車で5分も走れば》
(了解、これで行こうか?)
《はい、お願いします》
誠が、道案内で、雄二がハンドルを握ります。
車中で色々話をする間も無く、到着です。
場所は、橋の下、橋の照明が、僅かに照らされる程度で、殆どが闇です。
川面の音だけが聞こえます。
橋からは見えなくて、近くに民家も無し、河原に停車してる車も無しです。
少しだけ、誠と話をしました。
(俺、他の人と一緒の露出は初めてなんだ)
《そうなんですか、てっきり仲間かなと思いました》
(仲間?)
《ええ、ゲイかと》
(ええ、違うよ、本当に初めてだから、それに・・・)
《それは驚きです、ノンケの人とはびっくりです》
(ノンケ?)
《ノンケとは、ゲイでは無くて、普通の人と言う意味です。気が無いからノンケ》
(そうなんだ、そんな風に言うんだね)
《露出経験は有るんですか?》
(うん、偶に一人で河原で全裸になって扱いた事も有る)
《じゃあ、他人の勃起チンボなんて見た事も無いんですね?》
(勿論と言うか、機会が無いでしょう、普通は)
《ですよね、じゃあ、今日は初体験ですね》
誠は、36歳独身、女性と経験ゼロの完全なゲイ。女性とするなんて考えられないと堂々と話す、完全女童貞、彼氏と呼ぶような相手も無し、風貌は、少し女の子っぽい感じだけど、男性との時は、責め側(タチ)だそうです。
充分、異性にもモテそうな感じです。
《取り敢えず、やってみますか?》
雄二はドキドキしながら、外に出て、周りを見渡し、誰も居ない事を確認します。
誠は、一気に全裸に、心なしか少し勃起してるように見えました。
雄二も続いて全裸に。肌に当る風が、気持ち良いです。
2人で河原を全裸で歩きます。
緊張のせいか、雄二のチンボは萎えたままです。その反対で、誠のチンボは勃起してます。生まれて初めて他人の勃起したチンボを見ました。
《雄二さん、触ってみますか?》
誠は、そう言いました。
雄二は、恐る恐る誠のチンボに触れます。
熱い、硬い、そう感じたのは確かです。不思議と一寸の嫌悪感も感じなかったです。
異常な興奮で、自分の鼓動がドキドキと聞こえるようです。
《あれ、雄二さん、勃ってるよ》
誠の声で、自分のチンボを見ると、知らぬ間にギンギンに勃起しています。
異様な事をしてる興奮で、勃起してしまったようです。
今までに経験した事が無い興奮状態です。
同性の前で、身体を晒し、勃起チンボに触れ、自身も勃起させてるなんて、雄二が今まで生きて来た中で、一番隠微な状態だどと思います。
《こうすると気持ち良いんですよ》
何と誠は、2本のチンボを重ねて、同時に扱いて来ます。誠のチンボの熱さが、雄二のチンボにモロに伝わり、2本のチンボが目の前で扱かれています。
雄二は、止められない程の興奮状態で、チンボからは先走りがダラダラと流れています。
誠は、2人の先走りを潤滑油にして、更に扱きます。
《雄二さん、これが男同士の楽しさです》
雄二は、じっと快感を感じながら、全く頭が真っ白な状態です。
《雄二さん、しゃぶって見ますか・・・》