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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈兄と妹〉-2



――――――――――――




「……………」



亜季の瞼は少しだけ開いた。
身動ぎもせず、ただぼんやりと天井を見つめ、あの忌まわしき記憶が現実の事だったのか……と、思いを巡らせていた。


(……手…足……動かせる…?)


全裸なのは変わらないが、手首と足首に施されていた拘束は、いつの間にか解かれていた。
監禁されている部屋はそのままのようだが、失禁によって濡れていたはずのシーツやマットレスは、真新しい物へと変えられていた。

モニターは何も映さず、部屋の中は自分自身の呼吸と、未だ消えぬ恐怖感に高まる鼓動しか聞こえない。


「ッ!?」


ガチャンとドアは開いた。
現れたのは、いつもの変態二人組である。
あの乱暴者のオヤジは手に数枚の写真を持ち、そして長髪の変態は、いつも通りに勃起している肉棒を握り締めている。

逃げようにも逃げられぬ亜季はベッドの上で上体を起こしただけに止まり、ニヤニヤと笑いながら迫ってくる二人をただ見上げているだけだ。


『オイ、やあたんとか言うフザケたクソゴミ、オマエのせいで“こんな”になっちまったぞ?』


首謀者は手にしていた写真を亜季の頭部に向かって投げた。
ヒラヒラと舞い落ちる写真は亜季の座っているシーツの上に落ち、それは怯えた眼差しの亜季の瞳に捉えられた……。


「ひ……ッ!?」


亜季の目は戦慄に開き、その表情は見る間にひしゃげた……それは異常性欲者に完膚なきまで喰われつくした、無惨な“喰い残し”と化した彩子の姿が捉えられた写真だったからだ……。


『あ〜あ、お人形さんみたいだった綺麗な顔が糞塗れだあ……オマンコも糞の穴もポッカリ開いて……こりゃあ酷えや……』

「ひぃッ!?や…やあ…た…ん………」


粘土のような黄土色の塊から、綺麗な黒髪が伸びている……その塊の凹凸の中に僅かな隙間が見え、そこには白目を剥いた眼球が見える……それは首謀者や長髪男ですら目を背けたくなる顔面便器にされた少女の末路だった……。


『ふぅ……なあ、こうなったのは全部オマエのせいだ。愛お姉ちゃんを逃がして助けてあげたお兄ちゃんに、酷いコトをしたんだからなあ?』

「ッ………!!」


首謀者は理不尽な責任を蒸し返すと、ベッドに飛び乗って亜季を背後から羽交い締めにし、その写真を眼前に突きつけた。
もちろん、長髪男はそれを静観しているだけで、何かをする様子はみせない。




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