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観客実演型秘宝館(強制参加させられた女たち)
【フェチ/マニア 官能小説】

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巨大電マの実演ショー-3

 ヴァギ奈はマサカズの手をそっと掴み、電マを幸江の股間から外し、おっぱい装置の電源もオフにした。

「イッちゃったわね……」

 そう言いながら、幸江の髪を優しく撫でる。

「気持ちよかったでしょう? 幸江さん、あら? あら? 幸江さん、いやだ、びしょ濡れよ」

 そう言われた幸江は、驚いて自分の股間を覗き込む。
 すると、そこは白いスラックスがびっしょりと濡れており、黒の下着が透けて見えている状態だった。

「あら、下着は黒なのね、エッチね、幸江さん」

 ヴァギ奈は笑う。
 幸江は首を振りながら、愕然とした様子でもう一度なだれ落ちる。

「ほら、あなたを見てマサカズはもう、パンパンに張っちゃってるわよ、すごいわ……」

「嫌っ、いやだぁ……恥ずかしい……」

 幸江は少しずつ回りが見えるようになった。
 男たちは全員が幸江を凝視している。

 いや、幸江の股間を凝視しているのだ。

「どう? マサカズ、幸江さんの股間はイヤらしいでしょう? よく見てご覧なさい」

「い、いやっ! み、見ないでぇ、お願い……」

 幸江は下を向いたまま、首を振ってイヤイヤしている。
 五十代とは言え、その姿は可愛らしく、そして、そのイヤらしい格好とのギャップで、かなりエロい状況となっている。

 ヴァギ奈はマサカズの肩に腕を絡ませ、もう一方の手で彼の股間を撫で始めた。

「あっあっ」

 マサカズが声を漏らすと、ヴァギ奈は手を離し、

「だぁぁぁめ、男は簡単には気持ち良くさせないわよ、ウフッ」

 と言うと、幸江の手足の枷を外し、おっぱい装置の鉄のブラジャーを持ち上げて外そうとする。

「マサカズ、手伝いなさい」

 ヴァギ奈に言われてマサカズは慌てて鉄のブラジャーに手をかける。

「ここ持ってるから、カップを外して」

 そう言われたマサカズは、幸江の背中に手を回して留め具を外すと、二つのカップをゆっくり外す。
 外すとき、マサカズの手は幸江の下乳をもろに触っているが、もう、そんなことはどうでもいいくらい、エッチでスケべな雰囲気がこの部屋に充満している。

「あぁ、いや、もうっ、恥ずかしいわ……ほんと……」

 鉄のブラジャーから腕を抜きながら、幸江はボソッと言った。
 幸江はだいぶ正気が戻ってきた。

 見知らぬ客たちの前で、恥ずかしい声、姿を見られてしまった。
 心の奥底から恥ずかしさがこみ上げてくる。
 少々の怒りと一緒に……。 

「もうっ、触りすぎ! あなたっ! もうっ、変態!」

「す……、すみません……」

 マサカズが恐縮して幸江に謝る。
 そして彼はより慎重に鉄のブラジャーを幸江の頭から抜くと、テーブルに置いた。

「はい、皆さん、頑張って実演してくれた幸江さんに拍手!」

 パチパチパチパチ……

 全員無言のまま拍手をする。
 幸江は照れながら、「もうイヤっ!」と言ってヴァギ奈から受け取ったバスタオルで下半身を包みながら、文華の隣へ戻り、文華は、「もうやだぁ!」と言って幸江の肩を軽く叩いた。

 (あの人はサクラ? それとも、本当にただのお客さんなの? お客さんにこんなことしちゃうの?)

 彩子は不安になっていた。
 確かに刺激的なツアー、他にはないツアーだと思うけど、いざ自分があんなことをされたら、たまらない……。
 あんな恥ずかしいことを……。

 館内ツアーはまだ始まったばかりだ。
 始まって十分、いや十五分は経っているだろうか。
 これから自分も、皆の目の前で、あのようなイヤらしい姿を見られてしまうのではないだろうか?

 大変なところに来てしまった……と彩子は思う反面、この過激なショーをもっと見てみたいという、そんな好奇心もあった。
 
 そして、館内ツアーは淡々と次へ続いて行く……。


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