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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第13話 29番日誌L-1

〜 29番の日常 〜



 
―― 6月○日 蒸し暑い(当然晴れです) ――

 午前中に座学と実技、午後に体育が平日のカリキュラムだ。 その中で水曜日だけは違っていて、午後は体育の代わりに総合学習の時間と銘打って、色々なプログラムが用意されている。
 その中の1つが『講演会』だ。だいたい各学期に3人ほど、学園の内外の有識者が講演を開いてくれることになっている。 

 私達は体育館に集まり、5限始業5分前の予鈴で床に手をついた。 牝の正式な礼儀作法ということで、顔を下、股間を上に逆立ちするためだ。 その上で足をがに股に広げ、股間がよく見えるように保ちながら、講演者が現れるまで待っている。 『プロジェクター役』の【15番】さん――特別活動係なので、水曜日の行事に機器が必要な場合、大抵彼女が役目を言いつけられる――が、馬跳びの姿勢で足を踏ん張り、舞台に降りたスクリーンの正面に頑張っている。 【15番】さんはプロジェクターのランプを膣内に挿入し、体の向きとでもって投影場所を調節し、さらに膣圧でもってピントを調整するのがこの時間の仕事だ。 プロジェクターは発熱して高温だから、膣で頬張っている間中ずっと拷問されているみたいなもの。 それでも身じろぎせずプロジェクターの姿勢を保った【15番】さんは、機械役の鏡だと思う。

 やがて、本鈴と同時に紺のスーツ姿の女性が現れた。

 来てくれた方は『WICA(世界国際協力機構)』のスタッフで、【草井万子(くさいまんこ)】さんという方だった。 学園に所属する人はみんな記号で呼ばれているから、名前があるっていうだけでも新鮮だ。 少し髪に白いのが混じってるけど、そんなに年配には見えない。 『WICA』っていうのは世界各地に無償で技能職員を派遣し、現地の仕事に参加させる組織で、【草井】さんの専門は『栄養管理』だそうだ。 世界各地の畜産農家に派遣されて、『家畜の食事』を最適化を手伝ったということで、【15番】さんの股に収まったプロジェクターを通じ、色んな写真を見せてくれた。 

 最初はユーラシア大陸西端北部の農場の写真。 肌が白くて胸が大きい牝が、顔と同じくらい大きな鼻輪をしていて、それが数珠つなぎに連結されている。 鼻から液体を、仰向けになって鼻孔越しに液体を呑み込もうとしている写真。 そして液体を吸い込んでしまって咽てしまい、鼻から白い飛沫を吹きだしている写真。 鼻輪は中が空洞になっていて、輪の中に流動食を高圧で注入することにより屋外でも大勢の牝に簡単に食事を与えられる仕組みになっている――そう、淡々と教えてくれた。 続いて顔中緑色の汁まみれになりながら、地面から生えた雑草を咀嚼している写真。 そこでは地面の汚染が少ないため、家畜には直接地面の植物を食べることも奨励されていた。 次は……画面をみただけで吐きそうになった。 小指くらいの白くて太った何かが、お鍋いっぱいに蠢いている。 【草井】さん曰く、現地で放牧する草本類を食べさせていたんだけど、それだけじゃ栄養が偏ってしまい、お乳の質が総じて良くない。 タンパク質を補給するため【草井】さんの提案ですり潰したミールワームにとろみをつけて流動させると、平均してそれまでの1.3倍の栄養価をもつお乳を搾れるようになったそうだ。 最後は屋外に設置された盥の周りに肌が白い牝が何十人と集まって、鼻輪で繋がれたまま自分の乳房を握っている写真だ。 明らかに異常な大きさに膨れたロケットおっぱいが並び、それぞれの先っぽからビームみたいに白い液体が迸っていた。



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